ハリーポッターと呪いの子(ネタバレ注意)

ファンタビのCM見て、そろそろ図書館にあるかな、と思ったらありました
個人的にはハリーポッター直撃世代で、本編は学生時代になけなしのお小遣いをはたいて買った記憶
まず、死の秘宝のラストシーンから始まるのですが、あれを普通に親子の心温まる会話と受け取った人も多いはずですが全然そんなことありませんでした
全体的な印象としては、本編ほど魔法の世界を冒険することに焦点を当ててません
ポッター家とマルフォイ家の息子二人が主人公で、彼等の友情と父親との関係性を描くことが主目的のようです
主人公二人はスリザリン寮生で、本編では触れられなかったドラコの内面もかなり詳しく描かれていて、スネイプも出てきて、なんかもうスリザリン祭状態でした
結局アルバスがスリザリンに選ばれた理由はよくわからなかったけど、これだけ読んだらグリフィンドールの方が嫌な奴の集まりに見えるというのは、作者のブラックユーモアな気がします(ジェームズを筆頭に偏差値高いのにチャラい奴等多めな大学って感じでした)
あのハリーでさえ、一歩間違えば毒親になり、あのドラコがあんなに孤独で愛情深い一面があったとは
ちなみに、日本でヒットする西洋ファンタジーには、日本のマンガやアニメに通ずる要素が多いと思う
今作も、ほぼアルバスとスコーピウスのBLで、ドラコの本編全部を振りにしたツンデレが炸裂してます
これ単体でどうこうというより、2次創作的な気持ちで楽しむものと感じました
#ハリーポッター #読書
#ハリーポッターと呪いの子

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