何に着眼点を置くか「大エルミタージュ美術館展」2 図録を眺め
今となってはまた遠くなってしまいました。
コロナ規制が緩和され、また世界旅行に行けるとなったらば何処へ行こうとこの3年間何度も構想を練っていたのですが、イタリア・ヨーロッパの他に行くならばと候補に挙げていたのがロシアです。
世界一の国土を持ち、音楽バレエなど素晴らしい文化を持つ。モスクワの地下鉄はそれは美しい装飾だと言う。本場のロシア料理も堪能したい。何よりサンクトペテルブルクにはエルミタージュ美術館があり、一度は行かねばと思っている場所です。
けれども2022年ロシアのウクライナへの軍事侵攻。
恐ろしく悲しく虚しい戦争です。
その土地も持つ文化も人も悪くない。政治が引き起こした悲劇を早く終わらせて欲しい。
そんな事を思いながら眺める図録。数年経っても好みの絵は同じであるけれど、こんな絵もあったなぁと再発見もあります。
こうした大きな企画展も無くなってしまうのだろうか。様々な情報は手に入り情勢が見れる現代。今私達が体感している痛感しているこの世界は後世に語り継がなければいけないと深く感じました。
将来、またいつか行ける日が来る事は諦めません。