自分の役割をまっとうすることは、何よりも勝る byヨガ哲学
2021年、初note投稿❣
今年もよろしくお願いします。
新しい1年が始まっているワケですが、いろいろな目標を立てた方もきっとたくさんいますよね。
そうやって目標を立てるとき、ちょっと役立つ、そして大切なヨガの考え方を今日はシェアしたいなと思います。
人と比べない目標
目標を立てるときに大切なのは、「自分がやるべきこと」を軸にして人と比べない尺度で目標立てることではないかなと思っています。
この人みたいになりたいから頑張ろう!と目標にかかげて、それによってポジティブなエネルギーやモチベーションが上がるのであれば、これはすっごくイイ事だし、自分にとってイイ目標です。
でもその目標を目指していく過程で、
あの人はちゃんと目標に向かって成功しているのに私といえば…
私はなんであの人のようになれないんだろう…
そもそも、目標自体が全然ダメなのかもしれない…
こうなっちゃうと、ちょっと危険信号。
とはいえ、人の気持ちには多少なりとも波があるから、強く保てるときもあれば、少々弱気になってしまうこともあります。
そんなときに、ちょっと支えになってくれるのが、自分のダルマについての教えです。
自己のダルマを遂行する
「自己のダルマの遂行は、不完全でも、よく遂行された他者のダルマに勝る」
ヨガの経典『バガヴァッド・ギーター』より
ヨガのダルマとは、任務、義務などいろいろな言葉で訳されますが、ひと言で「役割、やるべきこと」です。
人にはそれぞれ、人生でやるべき自分の役割・義務・任務がある。
どんなに他人が輝かしくうらやましく見えても、自分ができること&やるべきことをやることが人生においては大切。
ポイントなのは、どんなに地味でも小さく見えても、他人の役割をマネしたり奪ったりするより、自分の任務をまっとうすることのほうがよほど勝っていて、結果的に幸せということです。
ディズニーランドのたとえ話
人と比べて落ち込みそうになったり、自分の役割が何か見失いそうになった時は、必ずと言っていいほどヨガの勉強中に聞いたこの話を思い出します。
ディズニーの世界は、いろんなキャラクターがいるから魅力的でみんなが楽しんで幸せになれる。
もし、ディズニーランドにいるのがミッキーマウスだけだったらあの世界は成り立たないし、楽しくない。
それぞれのキャラクターに意味があって、違ったキャラクターがいるからこそのディズニーランドなんです。
ディズニーに限らず、どんなドラマや映画、舞台でも、いろんな登場人物がいるからそのストーリーが成り立ってる。
もしみんなが主演をやりたがってたらそもそも作品は完成しないし、みんなが同じキャラクターというのはあり得ない話。
これって社会そのもの、自分の人生に当てはめても同じことが言えますよね。
会社も組織も家族も友人関係も、それぞれに役割ややるべきことはちがっていて、だからまわっていく。
全員に違う役割があるから、違う仕事をして、違う個性を持って、違う人生を歩んでいるからこそ、刺激し合って高めていけるし、楽しいし、なにより自分が輝けるようになるんですよね。
人のダルマではなく、自分のダルマ
自分のダルマ=自分自身の役割は何なのか?
この答えはずっと探し続けるような気もしますが、どんな人にも共通している大きな役割は「自分という人間で、人生を幸せに過ごすこと」だと思います。
ただ、憧れの人や目指す人のマネからはじめて、理想を目指すのも〇。
そうやっていずれ、自分のダルマが見つかればいいとも思ってます。
一方で、別に目指すものや憧れがなくたっていい。
あるもないも人それぞれ。自分がイイ感じでいればそれで〇。
つまりはそれで、自分の役割をまっとうしてるっていえるんじゃないでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました❣
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