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トレーニング振り返りサポート

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これまで、いろんなトレーニング理論やトレーニングに関する情報を発信してきました。 その中で、やっぱり選手が楽しくサッカーができて、サッカーが上手くなって、もっとサッカーをやりたい… もっと読む
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トレーニングの振り返りをサポートします

指導者の成長のために、トレーニングの振り返りをサポートするサービスこれまで、いろんなトレーニング理論やトレーニングに関する情報を発信してきました。 その中で、やっぱり選手が楽しくサッカーができて、サッカーが上手くなって、もっとサッカーをやりたいと思えるようになって欲しいと思っていました。 選手がより良い環境でサッカーをしてほしい。 ものすごい施設で練習できるとか、高いボールやスパイクを使えるとか、そういうことも大事ですが、 やっぱり良い指導を受けることができる環境こそ、選手の

コミットメント

選手の学習を促進しますチームに所属している選手が適切にチームのプレーモデルを学ぶことができます。プレーモデルの学習するという目的を達成するためには、適切なトレーニングをいつ行うかが重要です。適切なタイミングで、適切な難易度と複雑さで、適切な順番でトレーニングすることで、より効率的に学習することができます。そのために、入念に練り込まれたトレーニング計画が必要であり、必要に応じてその計画がブラッシュアップされる必要があります。このサービスでは、トレーニングに対して数値的なデータを

プレーモデル作成

基本的なプレーモデルの構造はこのような形で考えます。 プレースタイル プレースタイルは、チームが全体としてどのようなプレーをするのかというイメージです。 こんなサッカーがしたい、このサッカーを目指すんだというものなので、チーム全員がすぐに思い出してイメージを共有できることが重要です。 野洲高校のセクシーフットボールが 1番わかりやすいんじゃなかなと思います。 DNA DNAとは、チームのプレースタイルを実現する上で、DNAのレベルまで染み込ませたい要素です。 チーム

トレーニング計画の作成

プレーモデルをもとに、トレーニング計画を作成します。 「サイクルトレーニング計画」 まず最初に作成するのは「サイクルトレーニング計画」です。 まず 1行目にプレースタイルを入力します。今後設定していく要素は全てこのプレースタイルを実現するために必要なもので、つながっているものになっています。 必ず6週間で全ての項目を実施してください。サイクルの組み方は2週間ずつ同じテーマを繰り返しても良いですし、3週間で全て実施し、次の3週間でブラッシュアップする形でも良いと思いま

トレーニングの構成

週間トレーニング計画で設定した1日のテーマをトレーニングに落とし込んでいきます。 トレーニングで最も重要となるのは難易度の設定です。 成功と失敗のバランスと言われますが、70%程度の成功、30%程度の失敗が起こることが基準です。 ほとんど誰も失敗しないのであれば、複雑性と難易度を高め、ミスが起こりすぎてトレーニングが成り立たないのであれば、複雑性と難易度を落とす必要があります。 複雑性と難易度のコントロールですが、コーチがコントロールできる要素は5つです。 「人数」

トレーニングデータの記録

振り返りは、質的評価が一般的に行われています。 こんな現象が起こった。 これが上手く行かなかった。 この選手はこのようにプレーできると良い。 かなり主観的で蓄積して振り返ることが難しい振り返りの方法だと言えます。 質的評価とともに、 数値を記録していくことで週間トレーニング計画やサイクルトレーニング計画の振り返りが可能となります。 トレーニングタイプの分類 評価のため、一定の基準をもとにトレーニングの分類が必要なので、全てのトレーニングを10種類に分類します。 分類の