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超インフレと1ドル150円が標準の世界線


こちらのグラフ、なんだと思いますか?
2021年中旬までは横ばいだったのが、一気に60%ほど価格が上昇しています。

実はこれ、シンガポールの友人が住んでいる家賃の推移なんです。
エグいですよね😂
下記は5月の調査結果ですが、シンガポール民間企業の給与昇給率は6.5%だったそうでこの物件ははるかにそれを超えるインフレ率ですよね。二極化がシンガポールでも進んでいます。
ちなみに物価上昇率を差し引いた賃金上昇率は0.4%としっかりプラスにはなっているようですね。

円も相変わらず安売りバーゲンセール状態で155円を目指してぐんぐん上昇しています。介入が一旦入るにしても、結局円を買う理由ってないんですよね、今。
昔は「有事の円買い」なんて言葉がありましたが、もはやそんなの絵空事。金利が圧倒的に低い銀行よりも、金利が高い銀行にお金流れるのは自然の摂理ですわな。

なので、今は「円安で厳しい〜!」「海外どこもかしこも高い〜!」状態なんですが、むしろこれが標準になる可能性ありますよね。

「1ドル100円の時代も昔はあったんだね」的な。

その場合、1ドル100円時代の基準で生活したければ50%収入アップするしかないって話です。
年収400万円だった人は600万円、世帯年収1000万だった家庭は1500万。
それでやっと「インフレを考慮しない」世界線に戻れます。

「インフレを考慮した世界線」だと、さらにその分上乗せですね。いやー、ハードル高い😂

日本企業の給与が18ヶ月連続実質賃金マイナスなので、ハッキリ言って給与では実現出来ないでしょう。


じゃあどうすればいいのか?

私の好きなリクルート創業者である江副浩正氏の言葉で
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
というのがあります。

会社勤めしながら最低限の生活を担保しつつ、2つ目の事業を自分の中で動かし、自分の生活水準を世界基準に合わせて行きましょう。

トレードスキルでもいい、他しっかり結果を出せるのなら何でもいい。
バカみたいな投資案件にお金を突っ込むというのだけはせず、しっかり自分の糧になるものを!

最近流行りのリスキリングですが、すぐに収入に直結するものをとりあえずはやっていきましょうね。
自己満足で終わるリスキリングはその後でいいので。

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