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3/20~24 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

銀行騒動が週初まで続き、3/20にVIXが一時29台まで上昇しましたが、先々週の高値30.81を超えることはありませんでした。
VIXはFOMC直前に一時20割れまで低下、金曜日に少し盛り返しましたが週末にはS&P500堅調で22を割りました。
日経225オプションのIVもほぼ同じ動き、株価が落ち着いてくれば4月はVI(ボラティリティ・インデックス)も低下してくると思います。

オプショントレードですが、追加ロット分を空けておいたのに活用できませんでした。
株価が下がりそうにないので、レシオ・プット・スプレッドは利確しました。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
※グラフは暫くの間2022年からの表示を継続します。グラフ下の年初来は2023年、前年上昇率は2022年です。

Global Markets株式ETFはすべてプラスですが、上昇率の差はあまりありません。
フロンティア&セレクトEM(FM)以外は年初来プラス圏になりました。

Developed Markets株式ETFもすべてプラス、台湾株式(EWT)は上昇率が高くなりました。
資源国のオーストラリア株式(EWA)とカナダ株式(EWC)は上昇率が低くなりました。

Emerging Markets株式ETFは、サウジアラビア株式(KSA)、南アフリカ株式(EZA)、メキシコ株式(EWW)などの上昇率が高くなりました。
ブラジル株式(EWZ)とトルコ株式(TUR)はマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が年初来マイナス圏まで低下、メキシコペソ、南アフリカランド、マレーシアリンギットなどはドルに対し強く推移しました。
ニュージーランドドル、豪ドル、タイバーツなどはドルに対し弱く推移しました。

海外商品ETFは、メタル系が全体的に強くなりました。
金(GLD)は一時$186台まで上昇しましたが、前週比あまり変わらずでした。
エネルギー系と農産物系はまちまちでした。

米国市場債券ETFは、米10年債利回り(^TNX)が2/2安値を下回る一時3.3%まで低下、エマージング債券(EMB)、投資適格社債(LQD)、米国中期社債(VCIT)など米国債系以外の上昇が目立ちました。
米国20年超債券(TLT)は変わらずでした。

米国株式各種ETFは、グロース系が強かったものの、全体的に差は開きませんでした。
銀行株比率の高い米国優先株&インカム(PFF)はマイナスでした。

S&P500セクターETFは、通信サービス株(XLC)と商品系の上昇率が高くなりました。
不動産株(XLRE)と公共サービス株(XLU)はマイナスでした。

株式セクターETFは、銀行株(KBE)が金曜日に年初来安値を更新したものの、反発しました。
ゴールド高で金鉱株(GDX)、メタル高で金属 & 鉱業株(XME)も強く推移しました。

米国20年超債券(TLT)は債券ETFの中で値動きが抜けて大きく、2022年はNASDAQ100(QQQ)並の下落になりました。
銘柄名の通り、短期金利の低下には反応しません。また分配金2.65%※で、長期で持つならもっと分配金の多い銘柄の方がいいと思います。
短期的に長期金利の低下をキャピタルゲインで狙う時に考えています。昨年末から今年1月は持っていましたが、早々に利確して別の債券ETFにしました。
※:分配金はVetta Fi(https://etfdb.com/)より

・注意事項
・当記事は投資勧誘を目的とするものではありません。
・特定の銘柄を表記していますが、読者様が記事データの真偽を確認し易いという意図です。
・当記事の情報によって行動した結果については、一切責任を負いかねます。
・データはfinance.yahoo.comの時系列データから取得しています。為替はinvesting.comから取得しています。
・データは正確であるよう努めていますが、取得タイミングによって配当・分配金未反映のデータを表示してしまう可能性があります。データは毎回過去に遡って取り直しているので、次回投稿時には修正されます。

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