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8/1~5 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約半年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。
日経平均は2週間近く27,500~28,000の間を往復、金曜日に高値を抜けましたが、IVは下がることなくATMで17前後の狭い範囲でした。
今週SQですが前日8/11が祝日で、ここから8月限を仕掛けるのは持ち越しリスクがあります。
S&P500は7月の高値を抜け4100~4150で膠着しています。VIXは7月の安値を少し下回りましたが、20台をキープしました。
指数高値圏では相場の急変動を嫌ってVIXも下がりにくいと思います。引き続きVI(ボラティリティ・インデックス)を観測していきます。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
年初来安値(今年の日足安値の最安値)からの上昇率は、調整後終値(adj close)で計算していないので、分配金の多い高配当銘柄などは上昇率が低く計算される可能性があります。
Global Markets株式ETFは全世界株式(VT)、全米株式(VTI)とエマージング系は上昇しました。
先進国(除く米国)株式(VEA)、アジア・パシフィック株式(VPL)、ヨーロッパ株式(VGK)は-1%でした。

Developed Markets株式ETFは、シンガポール株式(EWS)、全米株式、台湾株式(EWT)などが上昇しました。
スウェーデン株式(EWD)、オーストラリア株式(EWA)、カナダ株式(EWC)などは下落率が高くなりました。

Emerging Markets株式ETFはトルコ株式(TUR)、ベトナム株式(VNM)、ブラジル株式(EWZ)の上昇率が高くなりました。
ポーランド株式(EPOL)、メキシコ株式(EWW)、チリ株式(ECH)は下落率が高くなりました。

各国通貨は金曜日の米雇用統計後ドルインデックス(DX-Y.NYB)が上昇し全体的にドル高、南アフリカランド(ZAR=X)、豪ドル(AUD=X)、カナダドル(CAD=X)などはドルに対し弱く推移しました。
ロシアルーブル(RUB=X)、タイバーツ(THB=X)、フィリピンペソ(PHP=X)などはドルに対し強く推移しました。

ロシアルーブル(RUB=X)6/13、7/18のfinance.yahoo.com時系列データには真偽不明な突飛な値が記録されています。

海外商品ETFは全体的に軟調、WTI原油(USO)は下落率が高く、農産物(DBA)もマイナスでした。
メタル系は木曜日すべてプラスでプラチナ(PPLT)は上昇率が高く、金(GLD)、パラジウム(PALL)は前週比プラスに浮上しました。

商品代用セクターETFはゴールド系の他、金属 & 鉱業株(XME)もプラスでした。

米国市場債券ETFは、金曜日の米雇用統計後米10年債利回り(^TNX)が急騰、米国ハイイールド社債(HYG)とエマージング債券(EMB)以外下落しました。

米国株式各種ETFはグロース系とラッセル2000(IWM)の上昇率が高くなりました。
バリュー、高配当系は弱いですが金曜日は全て上昇しました。

米国セクターETFはエネルギー株(XLE)大幅安ですが、金曜日はセクタ上昇率トップでした。
ハイテク株(XLK)、通信サービス株(XLC)、一般消費財株(XLY)のグロース系が上昇率上位でした。

米雇用統計などの経済指標で振り回される事が多く、難しい投資環境です。
最近はデータだけ見て仕舞う事が多くなりました。
6,7月限はオプションに手を出しましたが、8月限はやらないつもりです。
下手に手を出してもやられそうなので、自信がなければ静観した方が良いと思います。

・注意事項
・当記事は投資勧誘を目的とするものではありません。
・特定の銘柄を表記していますが、読者様が記事データの真偽を確認し易いという意図です。
・当記事の情報によって行動した結果については、一切責任を負いかねます。
・データは正確であるよう努めていますが、取得タイミングによって配当・分配金未反映のデータを表示してしまう可能性があります。また為替はデータ取得時の値です。データは毎回過去に遡って取り直しているので、次回投稿時には修正されます。

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