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4/24~28 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約半年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。
日経平均は年初来高値を更新、IVは期近ATMで12割れまで低下しました。
S&P500は4/18高値を僅かに上回り、VIXは16割れまで低下しました。
VI(ボラティリティ・インデックス)は安値を切り下げる動きです。株式指数の高値更新と同様、どこまで進むか分からないので、トレンドに逆らわないようにしたいです。

岡三証券が先物オプション取引を終了するという発表がありました。
消費者としては先物オプション取引以外にも目を向け、投資の選択肢を増やしておくべきです。
私は2020年に海外ETFをメインに据えました。
資産運用は一生の付き合いですので、投資チャンネルを充実させておきたいです。

https://www.okasan-online.co.jp/information/2023/0426b/

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは、先々週とは逆にエマージング系が上位を占めました。
先週は株価が動いた印象でしたが、週終わりでは小動きの銘柄が多くなりました。

Developed Markets株式ETFは、スウェーデン株式(EWD)、香港株式(EWH)、全米株式(VTI)などプラス、±2%を超える銘柄はありませんでした。
日経平均は年初来高値ですが、日本株式(EWJ)は円安でマイナスでした。

Emerging Markets株式ETFは、フィリピン株式(EPHE)、インドネシア株式(EIDO)、インド株式(INDA)が上位でした。
トルコ株式(TUR)は大幅下落でした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が前週比僅かにマイナス、ロシアルーブル、ブラジルレアル、インドネシアルピアなどはドルに対し強く推移しました。
円、豪ドル、南アフリカランドなどはドルに対し弱く推移しました。

海外商品ETFは、ドルが強くない割に弱い銘柄が多く、金(GLD)も4/13の高値には届きませんでした。
砂糖(SGG)は上昇止まらず、ウラン(URA)も強く推移しました。

米国市場債券ETFは、米10年債利回り(^TNX)が3.5%割れまで低下、米国債系とエマージング債券(EMB)が上位でした。

米国株式各種ETFは、NASDAQ100(QQQ)と米グロース株(VUG)が年初来高値更新しました。
小型系とバリュー・高配当系は弱く推移しました。

S&P500セクターETFも、ハイテク・グロース系が上位でした。
ディフェンシブの公共サービス株(XLU)などはマイナスでした。

株式セクターETFは、ペットケア株(PAWZ)のみ上昇、株式指数の割に軟調でした。

今年の米国株ETFは小型の弱さが気になります。米大型株(VV)の年初来+9%と比べるとパフォーマンスが悪いです。
株式指数だけ上がって、個人選好の株が冴えないパターンだと思います。4月からは米中型株(IJH)とも差が出てきました。
この傾向が続くのか、何処かで巻き返しが来るのか、注目したいと思います。

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