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5/20~24日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は一時50日移動平均線を超えるも週足マイナス、IVは期近ATMが15を割りました。
S&P500は先週前半5/22のNVIDIA(NVDA)決算待ちであまり動かず、VIXは直近1年安値を更新しました。
VI(ボラティリティ・インデックス)は安値に到達、ここからオプション売は仕掛けたくないです。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは全て下落、中国株下落でエマージング株式(VWO)が最下位でした。

Developed Markets株式ETFは、香港株式(EWH)が年初来マイナス転落、台湾株式(EWT)、スウェーデン株式(EWD)以外は下落しました。

Emerging Markets株式ETFは、中国株式(FXI)が先々週の上昇を帳消し、全体的に下落銘柄が多くなりました。
インド株式(INDA)は5日間連日上昇、イスラエル株式(EIS)もプラスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が105台まで上昇、ドル高の通貨が多くなりました。
ロシアルーブル、インドルピー、ポンドはドル安で、年初来ドル安通貨となりました。

海外商品ETFは、エネルギー系、メタル系がすべてマイナスでした。
先々週弱かった農産物は反発しました。

米国市場債券ETFは、特に米2年債利回りが強く、全て下落しました。
米国20年超債券(TLT)は下落率が低くなりました。

米国株式各種ETFは、グロース系のみ上昇、米高配当株(SPYD,SCHD)とダウ平均(DIA)は-2%でした。

S&P500セクターETFは、ハイテク株(XLK)と通信サービス株(XLC)のみ上昇、エネルギー株(XLE)、不動産株(XLRE)、金融株(XLF)が下位でした。

株式セクターETFは、NVIDIA(NVDA)好決算で半導体株(SOXX)が独走、金鉱株(GDX)、銀行株(KBE)、交通&運輸株(IYT)は下落率が高くなりました。

先週木曜日はS&P500が取引時間中の最高値を更新したにも関わらず、当記事の米国株ETF(米国株式各種ETF、S&P500セクターETF、株式セクターETF)が全て下落するという光景になりました。
当日はNVIDIA(NVDA)が$1000乗せ高値更新でしたが、NVDAの構成比率が10%近い半導体株(SOXX)でさえ-0.56%でした。
皆が買う銘柄以外、パフォーマンスを出せない難しい相場になっています。

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