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6/3~7日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は50日と100日移動平均線の間を往復する狭い動き、IVは金曜日の米雇用統計後もあまり下がらず堅調でした。
S&P500は史上最高値更新、VIXは5/23の安値を割らず12台を維持しました。
VI(ボラティリティ・インデックス)は、今週のFOMC(6/12)、日銀金融政策会合(6/14)に向け、底堅い推移でした。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは、エマージング株式(EEMV)+1%、先進国バリュー(除く北米)(EFV)-1%とまちまちな動きでした。

Developed Markets株式ETFは、韓国株式(EWY)、スイス株式(EWL)、台湾株式(EWT)などが上昇しました。
全体的には下落銘柄が多くなりました。

Emerging Markets株式ETFは、通貨安のメキシコ株式(EWW)急落、ポーランド株式(EPOL)、ペルー株式(EPU)も下落率が高くなりました。
インド株式(INDA)は火曜日の-6%から反発、ベトナム株式(VNM)、フィリピン株式(EPHE)なども上昇しました。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が金曜日の米雇用統計後、前週比プラスまで戻し、メキシコペソは大幅安、ブラジルレアル、カナダドルなどもドル高でした。
ロシアルーブル、スイスフラン、円などはドル安でした。

海外商品ETFは、ウラン(URA)、プラチナ(PPLT)、小麦(WEAT)など大幅安、下落銘柄が多くなりました。
天然ガス(UNG)大幅上昇、ビットコイン(GBTC)、農産物(DBA)などもプラスでした。

米国市場債券ETFは、米10年債利回り(^TNX)が一時4/1以来の4.3%割れまで低下、米国20年超債券(TLT)などプラス銘柄が多くなりました。
米2年債利回りプラスで短期債系、また商品安で物価連動国債系も弱く推移しました。

米国株式各種ETFは、先々週と反対にグロース系、大型系が上昇、小型系、バリュー・高配当系が下落しました。

S&P500セクターETFは、原油安でエネルギー株(XLE)、5日続落で公共サービス株(XLU)も-3%でした。
通信サービス株(XLC)は年初来トップに返り咲きました。

株式セクターETFは、NVIDIA(NVDA)高値で半導体株(SOXX)の他、ビットコイン高でアーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネット(ARKW)と、Novavax(NVAX)、Moderna(MRNA)などワクチン銘柄に動きありバイオテック株(XBI)も強く年初来プラス圏に浮上しました。
メタル安で鉱業系は下落率が高くなりました。

先週は米国株式指数と同時に米国債券価格も堅調でした。
米10年債利回りは、金曜日の米雇用統計で反発するまで6営業日続落でした。
今週のFOMCは米国金利、債券に深く関わるイベントですので、注目したいと思います。

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