見出し画像

4/29~5/3日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経先物は金曜日夜間38,300円まで上昇、IVは徐々に低下しました。
S&P500は4/15以来の50日移動平均線まで上昇、VIXは4月上旬以来の13台まで低下しました。
FOMCと各種米統計材料をこなし、VI(ボラティリティ・インデックス)は落ち着きを取り戻しました。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは先週も全て上昇、2週連続エマージング株式(VWO)がトップで年初来2位浮上しました。

Developed Markets株式ETFは、2週連続香港株式(EWH)トップ、台湾株式(EWT)、円高の日本株式(EWJ)が続きました。
スペイン株式(EWP)、イタリア株式(EWI)、カナダ株式(EWC)などはマイナスでした。

Emerging Markets株式ETFは、2週連続中国株式(FXI)トップ、トルコ株式(TUR)、チリ株式(ECH)と続きました。
メキシコ株式(EWW)はマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が金曜日一時105割れまで低下、カナダドル以外はドル安でした。

海外商品ETFは、農産物(DBA)とWTI原油(USO)急落、銀(SLV)などもマイナスでした。
天然ガス(UNG)大幅反発、ウラン(URA)、プラチナ(PPLT)と続きました。

米国市場債券ETFは、各年限の米債利回り低下、全て上昇しました。

米国株式各種ETFは、米国優先株&インカム(PFF)と小型系が上位でした。
米高配当株(VYM)と米大型バリュー株(VTV)はマイナスでした。

S&P500セクターETFは、ディフェンシブの公共サービス株(XLU)トップ、金利低下で不動産株(XLRE)が続きました。
原油安でエネルギー株(XLE)、金融株(XLF)もマイナスでした。

株式セクターETFは、バイオテック株(XBI)が年初来プラス転換、木材株(WOOD)、航空宇宙 & 防衛株(ITA)が続きました。
鉱業系などはマイナスでした。

農産物(DBA)は今年商品ETFの中で上位を争っていましたが、FOMCより前に月曜日から急落しました。
先週はWTI原油も$80割れなど、4月強かった商品系が崩れました。
原油の下げは一時的なのかもしれませんが、米国のドライブシーズン前に下がってしまうのは意外でした。

商品価格が需要予測を反映しているとすれば、景気後退の思惑でもあるのでしょうか。
4月上旬に整理したETFを一部買い戻しましたが、買い増す程ではないのかもしれません。

・注意事項
・当記事は投資勧誘を目的とするものではありません。
・特定の銘柄を表記していますが、読者様が記事データの真偽を確認し易いという意図です。
・当記事の情報によって行動した結果については、一切責任を負いかねます。
・データはfinance.yahoo.comの時系列データから取得しています。為替はinvesting.comから取得しています。
・データは正確であるよう努めていますが、取得タイミングによって配当・分配金未反映のデータを表示してしまう可能性があります。データは毎回過去に遡って取り直しているので、次回投稿時には修正されます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?