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6/10~14日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

オプションIVは株価に関わらずイベントに向かって上昇、終わると早々に低下しました。
VIXはイベント通過&S&P500史上最高値更新で、一時12割れまで低下しました。

オプションIVは4月中旬から一方的な下落が続いたため、仕掛けるタイミングが掴めませんでしたが、久しぶりに動いたのでトレードしました。
直近1年で見るとIVがまだ低水準の為、短期トレードにしました。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは、ヨーロッパ株式(VGK)、先進国バリュー(除く北米)(EFV)、先進国(除く米国)株式(VEA)など北米以外の先進国の下落が目立ちました。
全米株式(VTI)、全世界株式(VT)は年初来高値更新しました。

Developed Markets株式ETFは、フランス株式(EWQ)-7%、イタリア株式(EWI)-6%など欧州勢の下落が目立ちました。
TSMC(TSM)堅調で、台湾株式(EWT)は年初来トップになりました。

Emerging Markets株式ETFは、インドネシア株式(EIDO)、チリ株式(ECH)、ポーランド株式(EPOL)など下落しました。
南アフリカ株式(EZA)+5%で年初来プラス転換、インド株式(INDA)、イスラエル株式(EIS)なども上昇しました。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が105台まで上昇、インドネシアルピア、トルコリラ、ユーロなどはドル高でした。
南アフリカランド、スイスフラン、豪ドルなどはドル安でした。

海外商品ETFは、WTI原油(USO)、金(GLD)など主要商品銘柄反発、商品指数(DBC)は上昇しました。
ドル高からかビットコイン(GBTC)下落、小麦(WEAT)、パラジウム(PALL)などもマイナスでした。

米国市場債券ETFは、各年限の米債利回り大幅低下、全て上昇しました。

米国株式各種ETFは、グロース系と大型系のみ上昇しました。
小型系が弱く、ラッセル2000(IWM)は年初来マイナス転落しました。

S&P500セクターETFは、Apple(AAPL)急騰でハイテク株(XLK)年初来トップ、金利低下で不動産株(XLRE)も強く推移しました。
原油反発でもエネルギー株(XLE)-2%、金融株(XLF)などもマイナスでした。

株式セクターETFは、NVIDIA(NVDA)強く半導体株(SOXX)独走、ワクチン銘柄のバイオテック株(XBI)もプラスでした。
金属 & 鉱業株(XME)、ペットケア株(PAWZ)-3%など、全体的にマイナスが多くなりました。

先週は月曜日からユーロ、欧州株が下落しました。
フランスの選挙結果に因るものとされますが、先々週急落したメキシコも選挙要因と言われています。
市場が政局を材料に動くようになりました。秋には米大統領選もあり、そろそろ米株も注意した方が良いと思います。

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