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7/29~8/2日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

日経平均は2023年3月以来の200日線割れ、IVは直近1年の高値、期先ATMで25超えは2022年まで遡ります。
VIXも急騰、29台は昨年3月の銀行破綻以来です。
オプションIVの高値は大抵SQ週に記録されますが、8月限SQは今週です。
オプション売のリスク管理は十分注意しましょう。

8月限はPUTを7/25までに手仕舞っていたので、IV急騰を見てからCALLで仕掛けました。
1週間で決着がつくので良い時間稼ぎです。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは全て下落、先々週に続きアジア・パシフィック株式(VPL)が最下位、今年上昇分が消えました。

Developed Markets株式ETFも全て下落、ドル建ての日本株式(EWJ)は、円高でも木金で-9%でした。
スイス株式(EWL)、シンガポール株式(EWS)、香港株式(EWH)は下落率が低く、利下げしたイギリス株式(EWU)が続きました。

Emerging Markets株式ETFは、地政学リスクのイスラエル株式(EIS)、トルコ株式(TUR)、メキシコ株式(EWW)の下落率が高くなりました。
マレーシア株式(EWM)、タイ株式(THD)、インドネシア株式(EIDO)はプラスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が104割れで3月の水準まで下落もドル全面安とはならず、メキシコペソ、ブラジルレアル、トルコリラ、などはドル高でした。
円は急騰、マレーシアリンギット、スイスフランなど一部通貨のドル安が目立ちました。

海外商品ETFは、ドル安でもビットコイン(GBTC)弱い、WTI原油$74などエネルギー安く、農産物も下落が目立ちました。
金(GLD)高値などメタルは比較的堅調でした。

米国市場債券ETFは、米国ハイイールド社債(HYG)以外上昇、米国20年超債券(TLT)は年初来プラス転換しました。
米2年債、10年債利回りが年初来マイナス転落しました。

米国株式各種ETFは全て下落、ラッセル2000(IWM)は7月急騰前の水準まで下落しました。
米国優先株&インカム(PFF)、米高配当株(SPYD)は下落率が低くなりました。

S&P500セクターETFは意外に全面安ではなく、ディフェンシブ(XLV,XLU,XLP)上昇で公共サービス株(XLU)が5月以来の年初来トップ、金利低下で不動産株(XLRE)、通信サービス株(XLC)もプラスでした。
原油安でエネルギー株(XLE)、ハイテク株(XLK)、一般消費財株(XLY)が下位でした。

株式セクターETFは、ゴールド高値で金鉱株(GDX)以外下落しました。

3月に日経平均が史上最高値を更新、今年第一四半期時点で日本株式(EWJ)はS&P500の上昇率を超えたので、EWJの2021年9月高値超えを期待しました。
しかし、先週4月の安値を下抜けてしまいました。海外から見た日本株は、2021年を超えられなかったということになるでしょう。
急いで株を買う必要は無くなったと考え、この先買い場を探します。

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