見出し画像

7/15~19日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経先物は金曜日夜間39,590で引け、IVは7月に入って上昇トレンドが続いています。
VIXも4/25以来の一時17.19まで上昇しました。
どちらもまだ4月高値より低く上昇余地あり、月末の中銀イベントに向け堅く推移しそうです。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは全て下落、中国株安でエマージング株式(VWO)最下位でした。

Developed Markets株式ETFも全て下落、トランプ候補の台湾防衛費負担発言などで台湾株式(EWT)-6%、韓国株式(EWY)年初来マイナス転落、日本株式(EWJ)は円高で火曜日に3月高値に迫りましたが、株安には勝てませんでした。

Emerging Markets株式ETFは、中国株式(FXI)、メキシコ株式(EWW)、チリ株式(ECH)など下落多数となりました。
サウジアラビア株式(KSA)年初来プラス転換、フィリピン株式(EPHE)、トルコ株式(TUR)も上昇しました。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が週末104台に戻り、ドル高の通貨多数となりました。
スイスフラン、円、ロシアルーブル、などはドル安でした。

海外商品ETFは、ビットコイン(GBTC)以外下落、WTI原油$80割れなどエネルギー、電気製品需要で中国に影響されやすい銅(CPER)など、メタルも下落率が高くなりました。

米国市場債券ETFは、各年限の米債利回り上昇、下落銘柄が多くなりました。

米国株式各種ETFは、週前半の上昇で小型、バリュー・高配当がプラス維持、下位はグロース、大型となりました。

S&P500セクターETFは、エネルギー安でもエネルギー株(XLE)、金利上昇でも不動産株(XLRE)プラスでした。
ハイテク株(XLK)-5%、Amazon(AMZN)、Tesla(TSLA)を含む一般消費財株(XLY)などハイテク・グロースが弱くなりました。

株式セクターETFは、半導体株(SOXX)-9%の半面、銀行株(KBE)+6%と明暗分かれました。

米小型株が強いですが、2021年11月に同じような局面がありました。
ラッセル2000(IWM)は2021年11月に高値更新後すぐ戻ってしまい、レンジ上抜けに失敗しました。
先週の週足は今年の高値更新でも、かなり長い上髭となっています。
米小型株が引き続き強く推移できるか注目します。

・注意事項
・当記事は投資勧誘を目的とするものではありません。
・特定の銘柄を表記していますが、読者様が記事データの真偽を確認し易いという意図です。
・当記事の情報によって行動した結果については、一切責任を負いかねます。
・データはfinance.yahoo.comの時系列データから取得しています。為替はinvesting.comから取得しています。
・データは正確であるよう努めていますが、取得タイミングによって配当・分配金未反映のデータを表示してしまう可能性があります。データは毎回過去に遡って取り直しているので、次回投稿時には修正されます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?