見出し画像

7/22~26日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

日経平均は50日線を割り、IVは期近が4月以来の水準まで急騰となりました。
VIXも木曜日に19台まで上昇しました。

指数が急落してIVが急騰すると、PUT売りポジションは含み損になりますが、値が戻るかSQまで我慢する方もいると思います。
それでやり過ごせることもありますが、2020年のコロナショックのような数年に1度の暴落になった場合、IVは今と比較にならない程暴騰します。
余力が尽きるまで耐えて強制決済になれば、売った額の何倍、何十倍ものお金を払うことになります。
IV急騰時のリスク管理は十分注意してください。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは、アジア・パシフィック株式(VPL)-1%以外、小幅な変動でした。

Developed Markets株式ETFは、欧州勢がプラスでした。
ドル建ての日本株式(EWJ)は円高以上に株安の影響が強く、台湾株式(EWT)、香港株式(EWH)などアジア勢が下位でした。

Emerging Markets株式ETFは、南アフリカ株式(EZA)、インド株式(INDA)、イスラエル株式(EIS)などプラスでした。
メキシコ株式(EWW)、トルコ株式(TUR)、ポーランド株式(EPOL)などは下落率が高くなりました。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が104台で小動き、円は引き続き強く、ロシアルーブル、タイバーツなどもドル安でした。
メキシコペソ、豪ドル、ニュージーランドドルなどはドル高でした。

海外商品ETFは、先週もエネルギー、メタルがマイナスでした。
農産物はプラスが多く、ビットコイン(GBTC)も上昇しました。

米国市場債券ETFは全て上昇、米2年債利回り(4.387%)が30年債利回り(4.456%)を下回りました。

米国株式各種ETFは、引き続き小型が強く、バリュー・高配当もプラスでした。
下位も変わらずグロース、大型でした。

S&P500セクターETFは、ディフェンシブの公共サービス株(XLU)、ヘルスケア株(XLV)が上位でした。
ハイテク株(XLK)、一般消費財株(XLY)は先週も軟調でした。

株式セクターETFは、航空宇宙 & 防衛株(ITA)+5%、銀行株(KBE)がSOXXを抜いて年初来トップになりました。
fintechのアーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネット(ARKW)、半導体株(SOXX)が下位でした。

S&P500は高値から-4.9%下落、日柄、下落率共にまだ4月の調整局面より少ないです。
今週7/31は日銀金融政策決定会合、FOMCと中銀イベントが重なります。
金利・為替・株式にとって重要な日です。
調整局面が続くのか終わるのか、7/31以降に見えてくると思います。

・注意事項
・当記事は投資勧誘を目的とするものではありません。
・特定の銘柄を表記していますが、読者様が記事データの真偽を確認し易いという意図です。
・当記事の情報によって行動した結果については、一切責任を負いかねます。
・データはfinance.yahoo.comの時系列データから取得しています。為替はinvesting.comから取得しています。
・データは正確であるよう努めていますが、取得タイミングによって配当・分配金未反映のデータを表示してしまう可能性があります。データは毎回過去に遡って取り直しているので、次回投稿時には修正されます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?