8/19~23日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較
グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。
日経平均は暴落前の38,000円台に戻ってきました。IVは週後半からATMで低下が見られました。
S&P500は史上最高値に接近、VIXは15台まで低下しました。
ジャクソンホール会合を通過し、オプション需給も緩んだのではないでしょうか。
各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
Global Markets株式ETFは全て上昇、北米以外の先進国が上位でした。
Developed Markets株式ETFも全て上昇、台湾株式(EWT)、香港株式(EWH)、全米株式(VTI)以外は+2%を超えました。
Emerging Markets株式ETFは、メキシコ株式(EWW)とトルコ株式(TUR)以外上昇しました。
上昇率はBRICS(EWZ,INDA,FXI,EZA)以外の方が目立ちました。
各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が年初来マイナス転落、ユーロとタイバーツが年初来ドル安転換などドル安通貨が多くなりました。
ロシアルーブルは年初来ドル高転換、メキシコペソ、トルコリラ、ブラジルレアルなどもドル高でした。
海外商品ETFは、ビットコイン(GBTC)強い、メタルも引き続き堅調でした。
ドル安でも小麦(WEAT)、天然ガス(UNG)、WTI原油(USO)などはマイナスでした。
米国市場債券ETFは全て上昇、エマージング債券(EMB)が頭一つ抜けました。
米国10年債利回りが年初来マイナス転落しました。
米国株式各種ETFも全て上昇、小型が強くラッセル2000(IWM)は8/1急落前の水準に戻りました。
S&P500セクターETFは、エネルギー株(XLE)以外上昇、金利低下の不動産株(XLRE)、一般消費財株(XLY)、素材株(XLB)と続きました。
株式セクターETFは全て上昇、fintechのアーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネット(ARKW)、木材株(WOOD)、銀行株(KBE)が上位でした。
ドルインデックス(DXY.NYB)が昨年12/28以来の100台まで低下しました。
ドル安で、ドル建て債務の多い新興国の株価・通貨が堅調、またエマージング債券(EMB)が強く推移しました。
新興国は銘柄選択が難しいです。以前掲載していたFrontier and Select EM ETF (FM)は上場廃止予定です。
ドル安に向けた銘柄探しをしたいと思います。
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