8/5~9日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較
グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。
日経平均は月曜日-12%の暴落、IVは期近でコロナショックを超える暴騰となりました。
コロナショックで4週間程掛けて上昇した水準を、僅か1日で達してしまいました。
VIXも65台とコロナショック以降最高値になりました。
VI(ボラティリティ・インデックス)の恐ろしさを改めて経験しました。
先週の投稿の通り、私は7/25にPUTの仕掛けを手仕舞っていました。
これは予想でも偶然でもなく、私の取引ルールに従ったもので、今回の暴落を躱すことができました。
オプション売は大損する危険があります。リスク管理に十分注意してください。
各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
Global Markets株式ETFは、終わってみるとあまり大きな変動になりませんでした。
アジア・パシフィック株式(VPL)は月曜日安値-5%でした。
Developed Markets株式ETFは、月曜日に韓国株式(EWY)-5%、台湾株式(EWT)とシンガポール株式(EWS)-4%などアジア中心に軟調でした。
EWTはその後4連騰、ドル建ての日本株式(EWJ)は円高も効いて月曜日-1.89%でした。
Emerging Markets株式ETFは、ブラジル株式(EWZ)、イスラエル株式(EIS)、メキシコ株式(EWW)など先々週弱かった銘柄が反発しました。
トルコ株式(TUR)、ポーランド株式(EPOL)、サウジアラビア株式(KSA)などは続落でした。
各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が月曜日102.16まで下げたものの103台まで戻り、ブラジルレアル、マレーシアリンギット、メキシコペソ、などはドル安でした。
ロシアルーブル、トルコリラ、スイスフランなどはドル高、ドル円は先々週末の水準に戻ってきました。
海外商品ETFは、エネルギー反発、農産物(DBA)も堅調でした。
先々週強かったメタルは軟調でした。
米国市場債券ETFは、米国ハイイールド社債(HYG)以外下落、米国各年限の利回りが上昇しました。
米国株式各種ETFは、グロース、大型以外軟調でした。
ラッセル2000(IWM)は一時6月の安値を下回りました。
S&P500セクターETFは、上位がハイテク・グロースではなく、工業株(XLI)、エネルギー株(XLE)、金融株(XLF)でした。
株式セクターETFは、ペットケア株(PAWZ)、半導体株(SOXX)、航空宇宙 & 防衛株(ITA)堅調、金鉱株(GDX)、木材株(WOOD)、銀行株(KBE)などはマイナスでした。
先週は記憶に残る1週間でした。
ボラティリティの高い相場はあまり得意ではありませんが、それでもオプション8月限は今年最高利益でした。
市場のポジション需給が変わったと考えられ、しばらく様子見します。
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