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6/17~21日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

先週後半は日経平均の値動き乏しく、オプションIVは安値圏で推移しました。
VIXはS&P500が高値を更新するも、5/23の安値を割らず底堅い動きでした。
米国市場休場を挟んだこともあり株式指数は動き少な目、VI(ボラティリティ・インデックス)に大きな動きは見られませんでした。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは、±1%を超える銘柄はありませんでした。
全米株式(VTI)は年初来高値更新しましたが、全世界株式(VT)は6/12の高値を超えませんでした。

Developed Markets株式ETFは、台湾株式(EWT)、イタリア株式(EWI)、フランス株式(EWQ)など全体的に上昇しました。
日本株式(EWJ)、香港株式(EWH)、スイス株式(EWL)などは下落しました。

Emerging Markets株式ETFは、現職大統領続投の南アフリカ株式(EZA)+7%、ポーランド株式(EPOL)、メキシコ株式(EWW)なども上昇しました。
フィリピン株式(EPHE)、ベトナム株式(VNM)、イスラエル株式(EIS)などは下落しました。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が105を割らず推移、円、ブラジルレアル、トルコリラなどはドル高でした。
南アフリカランドは年初来ドル安転換、メキシコペソ、ロシアルーブルなどもドル安でした。

海外商品ETFは、パラジウム(PALL)、プラチナ(PPLT)強く、WTI原油$80台でWTI原油(USO)も上昇しました。
小麦(WEAT)、天然ガス(UNG)、農産物(DBA)などはマイナスでした。

米国市場債券ETFは、各年限の米債利回り上昇、下落銘柄が多くなりました。
米国ハイイールド社債(HYG)、物価連動国債系などは上昇しました。

米国株式各種ETFは全て上昇、バリュー・高配当系が若干強いものの、突出した銘柄はありませんでした。

S&P500セクターETFは、一般消費財株(XLY)+2%、全体的に堅調でした。
公共サービス株(XLU)、不動産株(XLRE)はマイナスでした。

株式セクターETFは、ペットケア株(PAWZ)年初来プラス転換、+1%前後の銘柄が多くなりました。
半導体株(SOXX)、木材株(WOOD)、アーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネット(ARKW)はマイナスでした。

日経平均は38,600円で停滞していますが、日本株式(EWJ)は1/30終値以来の水準で週末を迎えました。
EWJは第一四半期終了時点で年初来+11.24%、S&P500の+10.15%を凌ぐ上昇、EWJはいずれ高値を超えると考えていました。
しかし、2021年9月の高値を超えられず下落となると、所謂三尊天井になりテクニカル的に買えなくなります。
ドル建てのEWJは海外視点の日本株の指標にしています。勿論、日経平均や日経225オプションの戦略にも関わってきます。

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