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5/6~10日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は38,000円台から抜け出せず、IVは小動きになりました。
日経オプションのIVはATMで15を割れることなく、まだ底値と言える程ではありません。
S&P500は3月末の高値に接近、VIXは3/21の安値12.4に向かって低下しました。
米株指数は高いですが、海外ETFの推移は疑問符が付きます。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。

Global Markets株式ETFは、ヨーロッパ株式(VGK)がトップ、全世界株式(VT)は4/4の高値を更新しました。
アジア・パシフィック株式(VPL)、エマージング株式(VWO)はマイナスでした。

Developed Markets株式ETFは、欧州勢が上位を占めました。
第一四半期トップだった日本株式(EWJ)は8位に後退、韓国株式(EWY)、シンガポール株式(EWS)もマイナスでした。

Emerging Markets株式ETFは、ペルー株式(EPU)、イスラエル株式(EIS)、メキシコ株式(EWW)など上昇しました。
インド株式(INDA)、フィリピン株式(EPHE)、インドネシア株式(EIDO)、などはマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が小反発、先々週の介入と見られる急激な円高の後、円安に振れ円は再び年初来最弱、ブラジルレアル、フィリピンペソなどもドル高でした。
メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラなどはドル安でした。

海外商品ETFは、銀(SLV)、天然ガス(UNG)、小麦(WEAT)など全体的に上昇しました。
ビットコイン(GBTC)はマイナスでした。

米国市場債券ETFは、米債利回り短期上昇、長期低下で、あまり動きませんでした。

米国株式各種ETFは、米国優先株&インカム(PFF)以外上昇、銘柄差はあまり出ませんでした。

S&P500セクターETFは全て上昇、ディフェンシブの公共サービス株(XLU)が2週連続トップで年初来1位まで上昇、金融株(XLF)、素材株(XLB)と続きました。
公共サービス株(XLU)は昨年最下位、今年第一四半期10位でした。

株式セクターETFは、ゴールド反発で金鉱株(GDX)、年初来最下位ペットケア株(PAWZ)、銀行株(KBE)と続きました。
バイオテック株(XBI)とcrypto関連アーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネット(ARKW)はマイナスでした。

日経平均は50日移動平均線を回復できず、S&P500と比較して反発が弱いです。
ドル建ての日本株式ETF(EWJ)も同じです。
為替介入懸念から為替ヘッジの円売りをしにくく、海外勢が手を引いているのかもしれません。

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