11/11~15日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較
グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。
日経先物は金曜夜間一時38,000円割れ、オプションIVは反発しました。
VIXは一時13台まで低下も、金曜日S&P500の下落で反発しました。
VI(ボラティリティ・インデックス)が8月以前の水準に低下するのは、もう少し時間が掛かりそうです。
各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
Global Markets株式ETFは全て下落、ヨーロッパ株式(VGK)、アジア・パシフィック株式(VPL)は年初来+2%まで下落しました。
Developed Markets株式ETFは、シンガポール株式(EWS)、カナダ株式(EWC)以外下落、韓国株式(EWY)は2023年10月以来の水準です。
Emerging Markets株式ETFは、トルコ株式(TUR)以外下落、タイ株式(THD)、フィリピン株式(EPHE)、サウジアラビア株式(KSA)、ポーランド株式(EPOL)など、年初来マイナス銘柄が増えました。
各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)一時107台、全通貨ドル高でした。
海外商品ETFは、ドル高からか下落銘柄多数、商品指数(DBC)は年初来マイナスに転じました。
ビットコイン高値更新、天然ガス(UNG)、農産物(DBA)はプラスでした。
米国市場債券ETFは、インターナショナル債券(BNDX)以外下落、各年限の米国債利回りが上昇しました。
米国株式各種ETFは全て下落、しかし、いずれも先々週の上昇の方が大きいです。
S&P500セクターETFは、金融株(XLF)、エネルギー株(XLE)、公共サービス株(XLU)がプラスでした。
ヘルスケア株(XLV)、素材株(XLB)は、先々週の上昇分を失いました。
株式セクターETFは、ビットコイン高値でアーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネット(ARKW)、原油安でホテル&航空&クルーズ株(CRUZ)が上昇、銀行株(KBE)もプラスでした。
バイオテック株(XBI)は、米国次期厚生長官人事で、ワクチン銘柄が下落しました。
ドルインデックスは4月の高値を超え、今年高値を更新しました。
米株高、ドル高の一方、米国以外の株価には安いものが目立つようになり、世界の投資資金を米国が吸い上げているように見えます。
米大統領選の影響が見通せません。週明けは日経平均も下落で始まりそうです。暫く休むも相場が良いかもしれません。
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