角を打つ、四。

三河屋酒店-神保町

二年前の春、平日の夜。虎の門という住所からしてどんなところなんだろうとドキドキして向かうと、赤ちょうちんとともに「MIKAWAYA」というのれん。酒屋さん、だ。

大きなテーブルがいくつか並べられていて、椅子もある。仕事帰りらしきお客さんたちで賑わっていた。ポテサラ、ピザ、冷奴、おでん、などなど、食事のメニューも豊富。テレビもあって、今まで訪れた角打ちに比べると、立ち飲み屋という雰囲気が強い。ここは女性でも複数人でも気軽に入れそう。

この日は、あまり好みじゃないから普段はほとんど食べないナポリタンを食べたのを覚えている。やはりあれ以来ナポリタンは食べてこなかったけど、ここに行ったらまた頼んでしまいそうだ。

なんて思って調べていたら、去年の初めに閉店したらしいという記事を見つけた、再開発の影響により。。

近頃角打ちがどんどんなくなっていると聞いたけど、いまの日本における本当に良い空間というものがなくなっていってしまうようで、悲しい。まだ、多くの場を知っているわけではないけれど。

なくなる前に行っておきたいし、なくなってほしくないし、なんなら私が継げないものかと考えもするこの頃、、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?