言えなかった気持ちを伝える勇気

桜の満開の季節。
そんな時に私は足を骨折した。

いっぱい自分を苦しめてきたもの。
それはまさしく自分だったのだ。
・本当は仕事が辛い
・週3パートなのに休みの日を使わないと仕事終わらない
・みんな優しいのに、辞めたいと思うのは情けない
・周りの人に相談するのは嫌
・友達は正社員なのに、私は短時間パートなのに
・次の仕事あるのかな

色んなこといっぱい頭で考えた。
気づいたら、飛び降りていた。
病院で意識が戻った時、酷く後悔した。

体の痛みより、心が辛い。
もう辞めよう、辞めよう、言わなきゃ、言わなきゃ。
パリーン。
もう限界を超えていたのだ。

そして、お医者さんからもう仕事を辞めて、家族を大事にして。もう悲しませることはしてはいけないよ。

たった一言、辞めます。が言えなかった。

ごめんなさい。
自分、そして家族。

そして、やっと言えた。辞めます。

言ってみるとあっさり了承を得られた。

こんなにも簡単な一言で終わるのに手に汗を握りながら、夜通し考えていたのだ。

言えなかった言葉をちゃんと相手に伝えることができた。前を向けた気がする。
また心身を治して、自分の気持ちに素直に生きよう。

また足が治ったら家族みんなで遊びに行こう。


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