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シンソクキネマ / Shinsoku Cinema

デザイナー:
アートワーク:
出版社:Azb.Studio
プレイ時間:10~15分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

背景となる絵札と背景が透明になっている絵札を組み合わせてポスターを作り上げ、お題に合致する事を目指す協力ゲームです。大喜利ではなく、あくまでも協力ゲーム。

ゲームは2ラウンドで行われます。各ラウンドの最初に、プレイヤーには透明カードが規定枚数手札として配られます。透明カードには大体真ん中にメインのキャラクターが描いてあって映画のタイトルの下の句が書いてある感じです。さらに、お題カードが1枚渡されます。

各プレイヤーにはお題と背景に重ねる透明なカードが渡される。

中央には背景カードが6枚並べられて、準備完了。背景には映画のタイトルの上の句が書いてあります。

ラウンドが始まったら、時計回りに手番を行います。手番に出来ることは背景カードを1枚取って、手元の透明カードと組み合わせて、お題に沿ったポスターを作ることです。

組み合わせる背景カード。この中から1つを取って、手元のカードと組み合わせてポスターを完成させる。

作ったらお題カードと合わせて手元に伏せておき、新たにお題カードと透明カードを1枚ずつ引きます。

なお、どうしてもお題に合うポスターが作れない場合は、手札を1枚捨てることで、現在のお題を捨てて、お題カードの山から新たなお題を引いてもOK。

これを3周もしくは4周行って、各プレイヤー、手元に3~4枚のポスターを完成させます。

規定の数のポスターが出来たら、次のフェーズへ。

全員ポスターが完成したら、プレイヤー毎に、使ったお題カードをシャッフルして、1人ずつポスターとお題を公開します。

で、公開されたら残りのプレイヤーはポスターとお題の組み合わせを作ります。

『美女とピアニスト』は優しさしかない。

組み合わせが出来たら、正解の確認。全てのポスターとお題のセットが正しければ得点となります。得点をゲットしたら、その中の1枚に『今、売れてます!!』的な追加カードを入れておきます。

見事正解だったので、世界に選ばれちゃうことにした。

これを全員分行ったらラウンド終了。もう1度同じ事を行ったらゲーム終了です。決められた点数以上を獲得できていれば、プレイヤー側の勝利となります。

某映画賞にノミネートされるかもしれない。

■遊んだ感想

大喜利に走りたくなる衝動を堪えるのが一番大変。

このテーマで大喜利じゃないのが、もう辛いです。協力ゲームなので、あくまで当ててもらう事が目的なんですが、場札を眺めながら、「うわー…あの背景、このカードに使いてえ…」と言う悪い衝動にかられます。

どうしても、『万引きサムライ』が作りたかったんです。『人生をかけた大仕事』の文言に勝てなかったんです。

お題カードは1枚ずつしか持てないので、とにかく手札と場札に左右されてしまいますが、手元がアクション映画っぽいものばかりだった時に、ラブロマンス的なテーマを引いてたりすると、頭を抱えてしまいます。

一応、どうにもならん時のために、手札を犠牲にしてお題の交換もできるので、ラウンドの後半になれば、ある程度手札を捨ててもいいかなと思えます。

なかなか、点数のボーダーが高くてクリアは難しいですが、出来上がったポスターはどれもありそうなので笑顔になります。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★★☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★★☆☆

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