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メガジャックポット / Mega Jackpot
デザイナー:Erwan Morin, Yann Morin
アートワーク:Victor Dulon, Vidu
出版社:TIKI Editions
プレイ時間:10~20分
プレイ人数:2~4人
■ゲーム内容
メダルゲームのスロットがテーマのカードゲームです。コインを一番稼いだプレイヤーの勝ち。
カードは同じ枚数で3つの山と捨て場が作られます。その両サイドにはゲームの箱が置かれ、4枚のメガジャックポットカードが裏向きで置かれます。各プレイヤーには初期のコインが配られてゲームが始まります。
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ゲームは時計回りで、手番には山から1枚ないし2枚のカードを裏向きのまま、捨て場に置きます。どの捨て場に置くかは自由です。カードの裏側はスロットがデザインされていて、2種類の絵柄が描かれていて、どちらかの絵柄が表側に描かれています。要は裏側の2択を見て、どこにどのカードを置くか判断する感じです。
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捨て場に置いたらカードを公開します。その結果、3つの捨て場にあるカードが全て同じ絵柄になれば当たりで、捨て場で揃った3枚のカードをコインとして獲得します。
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もし、揃わなかった場合は、コインカードを1枚支払うことで再チャレンジすることが可能です。何度もチャレンジする場合は支払うコインカードの価値はより高価なものでないといけません。
最初は1コインのリンゴを支払い、その次は2コインの指輪、さらにその次は3コインの宝石みたいな感じ。この時、支払ったカードは2つの箱のどちらかに入れます。
カードが揃った場合、手元にコインとして獲得する以外にも取れるアクションがあります。それがメガジャックポットです。
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メガジャックポットを行う場合は揃った3枚のカードを箱に入れる事で、4枚あるメガジャックポットカードのうち、1枚をめくります。
めくったカードがハズレなら何も獲得せずに手番終了。1枚だけある当たりを引けたら、どちらかの箱に入っているカードを総取りします。誰かがハズレを引くと、ハズレはそのまま公開されたままになるので、だんだんと確率が上がっていきます。確定で当たりが残った場合だけはリセット。
これを繰り返していき、いずれかの山が無くなったらゲーム終了。最もコインを稼いだプレイヤーの勝利となります。
■遊んだ感想
小さい額のコインにも意味がある。
捨て場のカードを揃えることを目指す非常にシンプルなゲームです。スロットを打ってる感はあまりありません。
裏面からカードの予想ができるので、全然揃わないと言うことはありませんが、セブンなどの高額カードが見えている時は思わず狙いたくなってしまいます。また、「これは揃うでしょ。」と思っていたものが揃わなかったりすると、悔しさからおかわりをしたくなってしまいます。
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おかわりするのにコインカードを支払う必要がありますが、お釣りが出ないため、ある程度価格の低いカードも持っていないと、下家にチャンスを回し続けるような事になってしまうのは要注意です。
カードが箱に貯まってきた時に、誰が最初にメガジャックポットにいくのか、タイミングをジリジリと見計らう所はひとつの盛り上がりポイントで、良いアクセントになっていると思います。
ルールの複雑さ :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆
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