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ラマ / L.L.A.M.A.

デザイナー:Reiner Knizia
アートワーク:Tomasz Samojlik, Rey Sommerkamp, Barbara Spelger
出版社:AMIGOMöbius Games
プレイ時間:20分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

1から順番にカードを出していって、手札を使いきることを目指すカードゲームです。いわゆる、ゴーアウト系のゲーム。

ゲームは複数のラウンドにまたがって行われ、ゲームの終了条件を満たすと、そのラウンドで終わります。各ラウンドでは、プレイヤーは規定枚数の手札が配られます。

ラウンドが始まると、時計回りに手番が来るので以下のアクションのいずれかを行います。

・手札からカードを1枚プレイ
・山札からカードを1枚引く
・パスしてラウンドから降りる

簡単。

手札からカードを出す場合は、その前にプレイされたカードと同じ数字か1つ上の数字をプレイする事が可能です。

カードは1~6とラマの7種類なので1からだんだんとカウントアップされていくイメージです。そして、6まで来ると6かラマがプレイ可能になります。ラマがプレイされたら、次はラマか1がプレイ可能です。つまり、ラマが出ると数字が再び1から循環するわけです。

残り1枚で1順しても出せなさそうだからパスしちゃお。

パスはラウンドから降りる事になり、以降の手番は回ってきません。なお、1人残して全員パスすると残された者は、山からカードを引く行為ができなくなります。あとは手札でがんばれ。

さて、誰かが手札を出しきるか、全員がパスしたらラウンドが終了して得点計算に移ります。得点は全てマイナス点です。手札に残ったカードの数字の合計がそのままマイナスになるのですが、同じ数字は一度しかカウントしません。つまり、どれだけ3のカードを持っていたとしても、そのマイナス点は3点にしかならないのです。

これでもマイナスは4点。

ただし、ラマ。おまえは-10点な。

また、手札を出しきったプレイヤーは得点カウント用のチップを1枚返す事ができます。チップは1点の白チップと10点の黒チップがあるのですが、どっちを返してもOK。

これを繰り返していき、いずれかのプレイヤーが規定の点数を越えたらゲーム終了です。最もマイナスが少ないプレイヤーの勝ち。

■遊んだ感想

やってみないと、面白さが伝わらない系ゲームの筆頭。

数字を順番に出すだけのゲームなので、正直ルールを聞いただけでは、「これ、面白いんかな?」と思っていました。しかし、遊んでみたらテンポ良く進んでいくため、思いの外面白く感じました。

ノリノリでカードを出していくだけかと言うとそうでもなく、最後まで出しきるのを目指すのか、妥協して降りるのかを考える必要があるところはニクいポイントです。

プレイ時間も短く遊びやすいので、とりあえずやっときましょう枠として重宝しています。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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