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ハイパーロボット / Ricochet Robots

デザイナー:Alex Randolph
アートワーク:Franz Vohwinkel
出版社:ABACUS SPIELE, Rio Grande Games
プレイ時間:30分
プレイ人数:1~99人

参照:BoardGame Geek

■ゲーム内容

4色のロボットを操って、決められたロボットを目的地へ到着させるのに、何手でいけるかを競うパズルゲームです。

問題なのはこのロボット、壁もしくは他のロボットにぶつかるまで真っすぐ進み続ける特性があるんです。よくテレビゲームのRPGとかで、氷の床を通ると勝手にツルツルと進んでいきますよね?それをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。

各ラウンドでは目的地と到達させるロボットが示されたチップが公開されます。公開されると同時に参加者がいっせいに頭の中で何手で到達できるかを考えます

この段階ではまだロボットを実際に動かしません。

動かせるのは、今回目的地に向かうロボットはもちろんですが、他のロボットも動かす事ができます。ロボットは壁もしくは他のロボットにぶつかると方向を変える事ができるので、動く壁として使うわけですね(他のロボットの移動も当然1手です)。

青のロボットを同じマークの場所に導くのに何手必要?

誰かがこれが最善手だ!と言う手数を見つけたら、何手で到達できるかを発表し砂時計をひっくり返します。他のプレイヤーはこの砂時計が落ち切るまでに、自分は何手で到達できるかを発表していきます。

より低い数を発表しても構いませんが、もしかしたら、既に発表された手数は間違っている可能性もあるので、そうでない手数を発表しても問題ありません。

ボードの裏面は特定の色のロボットだけに影響する壁が追加されている拡張バージョン。

砂時計が落ち切ると、最も少ない手数を発表したプレイヤーから、実際に移動を開始します。それが成功すれば、チップを得点として獲得できると言うわけです。

■遊んだ感想

論理パズルが好きならいつまでもやってられる。

ゲームは同時処理で進行し、特にプレイヤー個人で必要なものもないため、参加人数の制限が緩く、見学者が飛び入りで参加しても成立してしまうところがとても良いところだと思います。

ただ、やってることは完全にパズルなので、苦手な人はとことんできないと言う点は注意が必要です。好きな人にはぶっ刺さるけど、ダメな人には本当にダメと言う二極化せざるを得ないゲームだと思います。

僕は好きです。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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