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トール / Thor

デザイナー:Reiner Knizia
アートワーク:Franz Vohwinkel
出版社:Heidelberger SpieleverlagNürnberger-Spielkarten-Verlag
プレイ時間:30分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

北欧神話の世界を舞台に、神様に供物を捧げて加護を獲得しようと言うゲームです。トールは北欧神話の雷神。マイティーソーのソーですね。

ゲーム自体は、国内では『ボツワナ』の名前で比較的入手しやすいゲームになっています。個人的に、神話好きなのでどうしてもこれが欲しかった。

ゲームは複数ラウンド行います。ラウンド数は明確に決められていませんが、大体プレイヤー人数分だけやると良いようです。各ラウンドでは最初に供物カードが同じ枚数になるように配られ、神様カードが5枚ずつ場に並べられます。

各ラウンド、スタートプレイヤーから手番を時計回りに行います。手番には供物カードを1枚プレイして、好きな神様カードを1枚獲得するだけ。

同じ色のカードは重ねていく。何がプレイされたかと最後にプレイされたカードの数字が重要。

簡単。

供物カードは各神様の色と結び付いており、同じ色のカードはちょいズラしで重ねられていきます。ちなみに各色0~5の数字が1枚ずつと言う構成。

神様カードは供物カードの色に関わらず、好きなものを獲得する事ができます。5枚しかないので、無くなったら取れません。

神様は好きな色を取ってOK。同じ色を重ねていくのもあり。

ラウンドは何れかの色のカードが全てプレイされた手番で終了となります。得点計算は各色最後にプレイされたカードの数字×同じ色の神様カードの枚数です。例えば、緑の最後の供物カードが3で、緑の神様を2枚持ってたら、3×2で6点。

緑は今のところ1枚1点。しかし、まだ0と5が残っているのが悪い。ちょっとした我慢比べになるかも。

これを繰り返していき、ゲーム終了時に最も得点を獲得したプレイヤーの勝利です。

ちなみにトールでは拡張が入っており、神様を引く代わりに獲得して、手札からプレイする特殊効果のあるカードと6人で遊ぶ時用に6色めの白スートが含まれています。

白の神様はバルドル。オーディンの息子。

■遊んだ感想

ミニマムで操作が可能な株ゲーム。

やってる事は値付けをして株券を貰っていくだけと言う大変シンプルなゲームです。しかしながら、値段をプレイヤーが付けられる所が非常に悩ましく、バチバチにやり合う感じです。

特に全ての供物カードがプレイされずにラウンドの終了が訪れるため、そろそろラウンドが終わる予感がしたところで、0をブッこんだりするのが楽しく熱い駆け引きが楽しめます。

終わるのか終わらないのかのせめぎあいをしながら、如何に自分が利する展開に持ち込んでいくのかが楽しいゲームです。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★★☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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