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ピンキリ / Pin Kiri

デザイナー:K Shima, Yossy, Hashizume, Kimu
アートワーク:Rika Hashizume
出版社:ゲーム工房カコムタク, Kawada
プレイ時間:10~15分
プレイ人数:3~5人

参照:ゲーム工房カコムタク

■ゲーム内容

お題に対して、『最も近いもの』と『最も遠いもの』を提示して正解を当ててもらうコミュニケーションとクイズ的なゲームです。

ゲームはプレイ人数と同じラウンド数行います。各ラウンド、プレイヤーは持ち回りで親となります。

ラウンドが始まったら最初に親以外のプレイヤーは上の句と下の句のカードを山から引いて組み合わせます。組み合わせることで1つのお題が作られます。

上の句と下の句を組み合わせて、今回のお題を作る。

親以外のプレイヤーは、お題を確認したら手元のホワイトボードに回答を書き込みます。ホワイトボードはお題に最も近いものを書く『ピン』最も遠いものを書く『キリ』の2つに分かれているので、それぞれに回答を書く感じ。

青がピン。黄色がキリ。後で思ったけど、マッドマックスだったら、キリのがピンだな。

全員書き終わったら、ホワイトボードを閉じて書いた内容が見えないようにします。そして、上の句のカードを追加で引き、お題の上の句も含めてシャッフルします。

親はこの中から正解の上の句を当てることになる。

親は上の句の中からお題になったカードを見つけます。親はヒントとして、プレイヤーを選んでピン、もしくはキリの回答を公開します。

ヒントを見た結果、答えが分かったら上の句を1枚選びます。お題の上の句が分からなければ、好きなだけ追加で回答を公開してもOK。

公開されないヒントの数が得点になるので、慎重にヒントを選ばないといけない。

回答が正解であれば、親には公開しなかったヒントの数+1点が得点として入ります。さらに親はヒントの中で最も良いヒントを1つ選びます。選ばれたプレイヤーにも得点が入ります。

これを繰り返して、ゲーム終了時に最も得点を稼いだプレイヤーの勝ち。

■遊んだ感想

お題のセンスが光る反面、正解は出しやすい連想ゲーム。

『港区女子に人気の』や『主人公感のある』など、上の句がちょっと変わったものがあり、それに対する自分の考える最も近い、最も遠いを考えるのがちょっと難しいかなと感じました。

しかし、回答が難しい分「なんで、それになったの!?」と言う感想戦が盛り上がりそうな気がします。

ピンのヒントが『IT社長』的なやつでこの2択に絞りこまれた。正解は港区女子。

お題が攻めているものがある分、ランダム引きをしても汎用的に使えそうなものが少ないように感じ、ヒントをいくつか見ると大体2つくらいに絞れてしまうので、親は比較的簡単なのかなと思います。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

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