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フォッペン / Foppen

デザイナー:Friedemann Friese
アートワーク:Kazutoshi Hina, Anja Jores
出版社:2F-SpieleArclight
プレイ時間:20分
プレイ人数:3~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

マストフォローのトリックテイキングです。なるべくトリックに参加して手札を減らすことが目的です。カードは4スートで各スートは2からスタートしますが、スートごとにランクの幅は異なり、枚数も違います。後は特殊カードの1。

ゲームは複数のラウンドで行われます。各ラウンドでは手札が配られ、マストフォローのトリックテイキングが始まります。

各トリックでは、勝者と敗者を決めます。勝者は通常のマストフォローのトリテと同じで、リードプレイヤーの出したカードのスートと同じものの中で数字が最大。

普通にマストフォローのトリテをする。ちょっと特殊なのは勝ちだけでなく、負けも決めるとこ。

ちなみに、1は特定のスートを持たないカードでプレイすれば必ずリードスートとして扱われるカードになります。しかし、1なので常にリードスートの中では最弱です。

『1』は色が指定されていない。常にリードスートとして扱われる特殊なカード。

敗者は全員がフォロー出来ていたら、数字が最小のプレイヤー。フォローできない人がいる場合は、フォローできなかったカードの中で、スート関係なく数字が最小のプレイヤー。同じランクが複数あるなら後負け。

勝者はトリックを取りますが、敗者は『フォッペン』コマを受け取ります。このコマを持つプレイヤーは次のトリックに参加する事ができません。一回休みですね。

緑のディスクがフォッペンコマ。これを持ってるプレイヤーはトリックに参加できない。

これを繰り返していき、手札を無くしたプレイヤーが出たらラウンド終了。手札を無くすことができたプレイヤーにはボーナス点が入ります。ただし、手札をゼロにしても、最後にフォッペンコマを持っていたら、ボーナスはもらえません。

手札に残ったカードはそのランクを合計して、マイナス点として受け取ります。

ゲーム終了時に合計点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

■遊んだ感想

ほどほどにしゃがむ必要があるトリテ。

ビリにならないように、ほどほどにしゃがみながら進めていくトリックテイキングと言った印象でした。同じフリーゼの『5本のキュウリ』でも感じた事ですが、常に勝ち続けていれば何の問題もないわけですが、それはできないのでどこかで再度勝てるような手を忍ばせておくのが重要な気がします。

負けるにしても、ビリにならないようにする必要があるわけですが、常にリードスート扱いとなる『1』を上手く使う事で、まさにほどほどに負ける事ができる所がポイントに感じました。

フォッペンコマを持ってることを忘れて、カードを出してしまうことがたまにあるので、カードの代わりにフォッペンコマをプレイしていくと間違えなくて良いと思いました。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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