見出し画像

モジョ / Mojo

デザイナー:Antoni Guillen
アートワーク:Christine Alcouffe
出版社:The Flying Games
プレイ時間:30分
プレイ人数:2~8人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

手札の合計値が最小になることを目指すカードゲームです。ゲームは何れかのプレイヤーが規定の得点を獲得したら終了します。得点はマイナス点であるため、なるべくなら取りたくない

数字の範囲で色が異なる。

各ラウンドでは手札としてカードが決められた枚数配られます。さらには捨て場として作られ(捨て場は1ヶ所もしくは2ヵ所)、山から初期の捨て札が公開されます。

捨て場が2ヵ所ある場合は、こんな感じ。

ラウンドが始まるとスタートプレイヤーから時計回りに手番が行われます。手番に手札を1枚何れかの捨て場に捨てます。この時、捨て場のトップよりも小さい数字を捨てた場合は、そのまま手番終了となります。

同じ数字だった場合は、追加で同じ捨て場に手札を捨てます。手札にその数字のカードを複数持っていれば、連続でカードを捨てることもOK。

上家が10を出してくれると、まとめて10を処理できてうれしい。

最後に捨て場のトップよりも大きい数字のカードを捨てた場合。この時は、他の捨て場のトップもしくは山のトップを手札に加えます

これを続けていくわけなのですが、手番終了時に、手札が3枚以下になったら、そのプレイヤーは『モジョタイム』に突入します。

モジョタイムに入ったら、もう手札を変える事はできない。

モジョタイムに入ったプレイヤーは手札を伏せて、手番がくる度に伏せたカードを1枚公開します。モジョタイムに入ったら、それ以上手札を捨てることはできません。何れかのプレイヤーの伏せた手札が全て公開されたら、ラウンド終了となります。

全てのプレイヤーは手札を公開して、カードの数字の合計を計算します。この時、同色のカードが複数枚あるのであれば、最も大きい数字を1枚だけを使います。

合計が出揃ったら、和了ったプレイヤーの合計値に着目します。そのプレイヤーの合計値が全プレイヤーの中で最低であれば、このラウンドでの得点が0点に。そうでなければ、10点が加算されます。

4+1=5だから勝てると思ったけど、奥のプレイヤーが合計4だった。ペナルティで-10点追加。

これを繰り返していき、ゲーム終了時に最も得点の低いプレイヤーがゲームに勝利します。

■遊んだ感想

3枚の勝負札をどう揃えるか。

手札を整えながら捨てていくゲームなので、ゴーアウトに見えますが、実際は手札を入れ換えながら残り3枚を、どう小さくしていくかを考えていくゲームでした。

特に残り手札が3枚になったら、もうそれで勝負に挑むしかなくなるため、大きい数字を抱えていると、気付いたら処理しきれなくなってたなんて事もあります。

「この手札でやれんのか!?」と言う軽いハラハラ感と、「この手札なら、返り討ちだ!」と言うワクワク感が楽しいゲームです。

強すぎぃ!!

ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?