ザッツ・ノット・ア・ハット! / That's Not a Hat
■ゲーム内容
伏せられたカードに描かれている物を、記憶を頼りに宣言しながら相手にプレゼントしていくメモリー系のカードゲームです。
最初にプレイヤーの手元には表向きでカードが配られます。残りは表向きで山札とします。
スタートプレイヤーは山札のトップに描いてある物の名前をコールしながら、裏向きで手元に置きます。『鉛筆』とか『風船』とかそんな感じ。置く時は、元々手元にあったカードの上側に置きます。
次にスタートプレイヤーは元々あったカードを裏にします。そうすると、カードを回す方向が矢印で描いてあるので、その方向にいる隣のプレイヤーに元々持ってたカードの方を裏向きにしてから渡します。渡す時はやはり既に置いてあるカードの上側に置く。
カードを渡す時に、スタートプレイヤーは「これは○○です!」とカードに描かれているであろう物を言いながら渡します。
受けとる側のプレイヤーには選択肢が2つあり、渡されたカードに描かれている物が宣言の通りだと思ったら、そのまま受け入れるか、違うことを言ってるので「それは○○ではありません!」と言って突き返すかのどちらかを行います。
突き返された場合は、それを表にして合っているなら突き返した相手の点数に、間違っているなら自分の得点とします。もちろん、マイナス点。そして、新しいカードを山から引いて同じ事を繰り返します。
受け入れた場合は、受け取ったカードを元々の場札の上に置いて、元々置いてあった場札を矢印の方向にいるプレイヤーに「これは○○です!」と言いながら渡します。後は、これを繰り返していきます。
要は場札を2枚を持っているプレイヤーが常に手番となるイメージです。
最終的にマイナス点が規定の得点に達したらゲーム終了です。最もマイナスの少ないプレイヤーの勝ち。
■遊んだ感想
人数+1枚のカードを記憶していくメモリー要素が8割くらいのゲームです。単純に誰の手元に何のカードがあるのかを記憶するだけならいざ知らず、それがドンドン場所を変えていくので、メモリーゲームが苦手な方はちんぷんかんぷんになるのではないでしょうか。
ただ、パーティーゲームとしての側面も強く、「これは鉛筆です!」と言って渡した後で、別のところから鉛筆が出てきたりすると「じゃあ、それ何なのよ!!」となって、盛り上がります。
手元のカードを忘れるのが一番問題で、忘れてないよ?と言う顔をしながら、回ってきたカードをひたすら「それは○○じゃないです。」と言い続けたり、さも当然のように全然違うものの名前を言ってみたり。この辺りはハッタリが物を言いますね。
お酒飲みながらやったら、誰も正解出せなさそう。
ルールの複雑さ :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆
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