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ザッツ・ノット・ア・ハット! / That's Not a Hat

デザイナー:Kasper Lapp
アートワーク:Easy Draws It
出版社:Ravensburger
プレイ時間:15分
プレイ人数:3~8人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

伏せられたカードに描かれている物を、記憶を頼りに宣言しながら相手にプレゼントしていくメモリー系のカードゲームです。

最初にプレイヤーの手元には表向きでカードが配られます。残りは表向きで山札とします。

最初だけ何がどこにあるかは分かる。ここから、裏向きになってあっちこっちに飛び回る事になる。

スタートプレイヤーは山札のトップに描いてある物の名前をコールしながら、裏向きで手元に置きます。『鉛筆』とか『風船』とかそんな感じ。置く時は、元々手元にあったカードの上側に置きます。

次にスタートプレイヤーは元々あったカードを裏にします。そうすると、カードを回す方向が矢印で描いてあるので、その方向にいる隣のプレイヤーに元々持ってたカードの方を裏向きにしてから渡します。渡す時はやはり既に置いてあるカードの上側に置く。

プレゼントを貰ったら上に置いて、下のカードを矢印の方向に物の名前を言いながらプレゼントする

カードを渡す時に、スタートプレイヤーは「これは○○です!」とカードに描かれているであろう物を言いながら渡します

受けとる側のプレイヤーには選択肢が2つあり、渡されたカードに描かれている物が宣言の通りだと思ったら、そのまま受け入れるか、違うことを言ってるので「それは○○ではありません!」と言って突き返すかのどちらかを行います。

突き返された結果、表にして物が違ってたらカードをマイナス点として受けとる。

突き返された場合は、それを表にして合っているなら突き返した相手の点数に、間違っているなら自分の得点とします。もちろん、マイナス点。そして、新しいカードを山から引いて同じ事を繰り返します。

受け入れた場合は、受け取ったカードを元々の場札の上に置いて、元々置いてあった場札を矢印の方向にいるプレイヤーに「これは○○です!」と言いながら渡します。後は、これを繰り返していきます。

手元のカードが何か分からなくなったので、とりあえず真顔で「じゃないです!」する構え。

要は場札を2枚を持っているプレイヤーが常に手番となるイメージです。

最終的にマイナス点が規定の得点に達したらゲーム終了です。最もマイナスの少ないプレイヤーの勝ち。

■遊んだ感想

正体不明のプレゼントをめぐる仁義なき戦い。

人数+1枚のカードを記憶していくメモリー要素が8割くらいのゲームです。単純に誰の手元に何のカードがあるのかを記憶するだけならいざ知らず、それがドンドン場所を変えていくので、メモリーゲームが苦手な方はちんぷんかんぷんになるのではないでしょうか。

とりあえず鉛筆と言う事で、ここはひとつ。

ただ、パーティーゲームとしての側面も強く、「これは鉛筆です!」と言って渡した後で、別のところから鉛筆が出てきたりすると「じゃあ、それ何なのよ!!」となって、盛り上がります。

手元のカードを忘れるのが一番問題で、忘れてないよ?と言う顔をしながら、回ってきたカードをひたすら「それは○○じゃないです。」と言い続けたり、さも当然のように全然違うものの名前を言ってみたり。この辺りはハッタリが物を言いますね。

お酒飲みながらやったら、誰も正解出せなさそう。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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