未来を先取りする〜未来を当たり前のごとくイメージして叶える〜
私と真逆の動きをしてきた夫をみていて、私は学ぶことがたくさんあります。
私は思考が過去に引っ張られて生きてきました。反省ばかりするのが癖になっていました。
夫は過去を振り返らず、思考がいつも未来に向かって生きてきました。
「過去をしっかり見つめて、未消化な感情を消化させていくことも大事だよ」
と私が夫に言っても、
「過去を振り返って反省してばかりいてもしょうがない、この先どう動いていくかだけだ」
と言っていました。
私は、反省するのを良いことのように思ってきたことに気づき、それより過去を見つめて課題を掘り当て、感情を解放していったら、今ここからどう動いていくかなんだ、と未来思考に変容してきています。
一方、全く過去を振り返らないできた夫は、やはり未来思考だけでもうまくいかず、最近過去、未解決にしていたことに勇気を持って着手し、ますます本来あるエネルギーを出してきました。
過去のやり残しを無視せずに自分の課題に向き合い、そして未来のありたい姿をイメージしていく、このどちらも必要なんだな、と一緒にいて感じています。
そのなかで、未来に目を向けられないできた私は、夫の動きを観ていて学びます。
例えば夫はまだたくさん日付が残っている今月のカレンダーを早いタイミングで破り、来月のカレンダーに予定を書き込みます。
えっ?
何のためのカレンダー?
私まだ見ているのに。
そう言うと、
私はいつも先をイメージして考えながら動いているから、どんどん先を書き込みたい。
あなた必要なら、自分の部屋のカレンダーを見て、と言います。
いやいや、理不尽な、あなたの予定を把握するためにみているのに。
と思いながら、真剣にどんどん先のカレンダーに予定を書き込んでいく姿を見ると、真剣味が私より上だと諦め、次の月のカレンダーを目にしながら私も過ごします。
そうすると、
私って、こんなに未来に目を向けて動いてきていない!
この差が、どんどんやりたいことを実現してきた夫と、同じところに長く居続けできた私の差なんだ、と気づきます。
また、たとえば夫は欲しい車を見つけたら、家中にそのカタログを置き、時間の隙を見つけては私にマメにプレゼンしてきます。
朝のほんの何分かでも、いかにその車が素晴らしいか、今までとどこか機能的に優れており他と違うかなどを情熱的に話し、反対するのが想定内の私を説得に入ります。
または、YouTubeでその車の情報を食事のしたくを私がしているときなどにでもすぐ流すので、嫌でも私の中にもその車の情報が飛び込んできます。
そして、実際に手に入れるずっと前からすでに手に入れて、自分がその車ありきで生活している姿をありありとイメージして私に話してきます。
もう完全に手に入った想定で物語をイキイキと紡ぎます。
結果、どうぞお好きに、と私がなるのはその情熱のかけ方、エネルギー量に敵わない、と感じるからです。
その夫のエネルギー量を上回るエネルギーで反対したい欲求が私にあればいいのでしょうが、そこまでのエネルギーはない、となります。
むしろ、やっぱり当たり前だけどいろんな意味でいい車なんだな、と洗脳されてきます。
今回の記事で私が書きたいことは、
未来をイメージする力が強いほど、やはりそうなるように人は動くし、周りも巻き込んでいくので、結果実際実現する確率は高い、
夫をみていて感じてきたことです。
これを当たり前のようにされている方は、昔からどんどん自己実現されていると思います。
が、「私は何もできない」という思考で長く留まり続けた私は、思考と行動の変革プロセス真っ最中です。
今日は私のように過去に引っ張られてきた方が、未来思考になっていくヒントになれば、と綴りました。
お読みいただきありがとうございます。
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