いつもと逆の立場を体験してみる〜愛や繋がり、世界の広がりを感じる〜
昨日はフラメンコの発表会でした。
忙しいなか観に来てくれ、花束まで持ってきてくださった、お世話になっているプレイバックシアター、ドラマワークの先生。
今回は参加できなかったフラメンコ仲間、仲間の家族たち。
先生のフラメンコ仲間。
みなさんからたくさんの愛を感じ、改めて私たちはみんな繋がり支え合って生きているのだなあ、と感じました。
昨日舞台に立ち、観客席を観ながら踊っているとき、人生が終わる前にこっち側(演者)を体験できてよかった、と思いました。
観る側(観客側)のときには感じ得なかった、世界の優しさ、広がり、温かさを感じました。
一緒に踊る仲間は、かつて大病を乗り越えたメンバーがなぜか揃っていて、何にでも感激感動し、人生やり残しをしたくない、とにかく楽しもう!と言います。
そんな仲間の在り方に励まされます。
そういう私も感動屋さんなので(笑)似たもの同士がフラメンコ教室に集まっていました。
舞台に立ててよかった、と感謝と嬉しさで踊りながら涙が出そうになった、という仲間の1人の感想を聞き、ハッとしました。
彼女は壮絶な大病を乗り越えてきているので、あー、絶望をしっかり感じてきた人ほど、喜びを、感謝を、人生を味い尽くそうという意欲が人一倍強いのだ、と気づきました。
そういう私も、問題の少ない、生きやすい人生でこれてたらこの舞台に立っていない、と感じました。
変わりたい、新しい私に出会いたい、という気持ちが導いてくれていました。
先生が、
フラメンコで人は変わるよ。
フラメンコは非日常でしょ。
本当に上手な人は、曲と踊りに入り込んで没頭し、トランス状態になる人もいるのよ。
と話してくれたとき、やっぱり!と膝を打ちたくなりました。
フラメンコはセラピーだ!と真面目に練習に取り組むようになった、つい2週間前から(笑)感じていました。
今まで私が体験してきた、潜在意識にアプローチする、様々なボディワークとどこか共通点がある、と感じていました。
非日常。
いつもの私、を忘れる。
解放される。
頭よりハートを使う。
踊ったあと軽くなり前向きになる。
そして、1人で踊るときはもっと没頭するのでしょうが、メンバーと一緒に踊ると温かな繋がりを感じます。
あー、私はフラメンコで癒され、私のパワーの発露になっていたのだ、と気づきました。
日常は、役割の中で固定化されたルーティンをこなすことが多く、逆の立場、社長が社員になる、親が子どもになる、みたいな変化は起こしにくいです。
が、逆の立場、いつも観る側の人が舞台で演じる側などの体験をしやすいのが、やはり趣味の世界だな、と感じました。
そして趣味は人の心を解放します。
高齢の方でも、趣味のある人が、若々しく元気なのが頷けます。
いろいろな経験を、人生をより豊かに、新しい自分に出会う機会を、あらゆる方が自分に許可できれば、と願って書きました。
お読みいただきありがとうございます。
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