夢
何回目かのブルーピリオドを見て、苦しくなる夜。
なんで苦しくなるのか、これを見ても「良い話」で終わる人の方が多いのだろうか。
何度観ても、泣いてしまう、涙が出てくる、苦しく、悔しい気持ちになる。
私は、この話の主人公 矢口のように死ぬほど頑張ったことがない。
いや、ないと言うのは嘘かな。
幼少期からずっとしてたピアノは練習頑張ってコンクールで何度も賞を貰った。大学受験すると決め、行きたい大学を決めてからは、毎日死ぬほど勉強した。
頑張れば結果が着いてくると分かってたから頑張ってた。辛かったけど、苦しくなかった。
けど、自分の本当にしたいことを 死ぬほど頑張ったことはない。
本当は大学に進学したかったわけじゃない。進みたい道があった。ただ、平凡な人生を送るために、敷かれたレールに沿って進んでるだけ、って感じ。
本当に自分がしたかったこと、趣味程度にずっとしているけど、それを仕事に人生にするのはくるしくなるって分かってるから。
けど、本当は死ぬほど頑張りたいし、死ぬほど頑張っている人を見ると羨ましく悔しくなる。
悔しい。自分には、そこに飛び込む勇気がないから。
それを誰かに話したことも、話すこともない。
そこに人生かけて飛び込むつもりもない。
ただ少しだけ、少しづつ、レールをそっちに向けていけるようにずらしてみる。少しづつ。失敗しても大丈夫なように。
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