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犬王と今期の漫画原作ドラマのことなど

『犬王』を観に行きました

この作品は私にとって、『千年女優』と同じ系列的な感じに、どうしようもなく本能的に覆いつくされてしまってもうだめ。だめ。あらがえない。むり。っていうやつで。予想通りもうだめでした。『鯨』とかほんとうに無理でした。涙があふれて。ぶわあああ。ふわあああ。

『犬王』は、吟遊詩人を目指す私にとって、日本における吟遊詩人=琵琶法師モノってこともあるし、山田尚子監督の『平家物語』の流れでサイエンスSARU作品として見るとやばいし、『映像研!』の湯浅政明監督作品であり(今回初めて気づいたんですけど、業子の人の声めっちゃいいだれだろ~って調べたら、水崎ツバメ役の松岡美里さんだった、最高😭)物語をひろっていくとか、目に見えない者たちの声を聴くとか、完全にそれナラティヴなんですけど……とか、もうなにもかもがやばくて、しかも私、昔、地元の市民ミュージカルの劇中劇で小泉八雲の怪談の平家の亡霊役やったことあんの。もうだめ。なにもかもがだめ。

って感じに、ちょっとのっぴきならない思い入れがありすぎてもはや語ることあたわずな感じであり。でも同時にこの作品のことを世の中にすごい知ってもらいたい気持ちもものすごく強くて、ワンピースREDな系列なんだけど、この作品って本当に奇跡というか、犬王はアヴちゃんさんでしかありえないし、これは湯浅監督にしか作れないし、とか、もうアニメ作品的にももうもうもうもうもうって感じなんですが、

まあそれはおいといて

おもいのほか完全にそのまま『パリピ孔明』に何の違和感もなくつながりすぎて最高だったんですけど。はあーもう。なにこの奇跡。

『パリピ孔明』ほんとうに良いですよね。現代に降り立った孔明の実写映えがすごい。イケメンボイスの梶裕貴さんとか、あれ地味に物凄い技術なのではとかおもったりしてる。脚本・根本ノンジさんのドラマアレンジがとてもよい。うまい。『おむすび』がとても楽しみになる。

最近、漫画原作モノのドラマアレンジの脚本が光りすぎてることが多くて、『大奥』(森下佳子さん)はいわずもがな過ぎますが、『昨日何食べた?』(安達奈緒子さん)も、すごくドラマアレンジが巧みすぎて、しあわせすぎる。『ゆりあ先生の赤い糸』(橋部敦子さん)もよい。

ひとつひとつのことをとても語りたい。

語りたすぎる気持ちが大きいものほど大切過ぎて一言もしゃべってなかったりする。『らんまん』もやばいですよ。『らんまん』ほんとやばい。『らんまん』は絶対、全話もういちど見ながら感想書く。これは絶対マスト。

あと『らんまん』からの『まんぷく』BS再放送が今めちゃめちゃおもしろすぎて、ユーシーもばあちゃんも波多野もみんな転生ライフをエンジョイしすぎてて最高過ぎてどうしたらいいの。ゴジラ組はあんなに過酷なのに🤣


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