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【職種紹介】安定した環境で最新技術に触れる「半導体フィールドエンジニア(デバイスメーカー勤務)」の仕事の話

こちらの記事では、当社のフィールドエンジニアの中でも「デバイス」領域を担当するエンジニアの仕事内容や1日の流れ、そして働く魅力についてご紹介させていただきます。
「最近流行りの半導体に携わる仕事がしたい」
「一箇所に腰を据えて安定した働き方を実現したい」
そうお考えの方は、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。


半導体フィールドエンジニアの、「もう一つの選択肢」。

車、パソコン、スマートフォン、そしてAIと、時代を動かすテクノロジーにおいて最早必要不可欠とされる「半導体」。
当社はその半導体を生産する装置のメーカーと取引をし、装置の運用を保守するフィールドエンジニアを育成、派遣しています。
その中でも「半導体デバイス」とは、異なる電気的特性を持つ半導体・導体・絶縁体を組み合わせ、例えば1cm角に1億個以上の細かい部品を詰め込んだような、「高密度な電気回路」のことを指します。皆さんの身近にあるもので言うと、今、手元で利用されているパソコンやスマートフォンの中にある「メモリ」や「GPU」などですね。

▼【職種紹介】技術者の花形。時代の最先端に携わる「半導体領域フィールドエンジニア(半導体装置メーカー勤務)」の仕事の話

こちらの「半導体領域フィールドエンジニア(半導体装置メーカー勤務)」の仕事、半導体という最新技術に触れる喜びや大型機械をメンテナンスするような面白みはあるものの、反面では長期出張が発生するため、ご家庭をお持ちの方や、居を構えてライフワークバランスを取りたい方には転職するのに勇気がいるのも事実。

「半導体技術には携わりたいけど、腰を据えて私生活とのバランスを取りながら働きたい」
このような希望をお持ちの方に選ばれているのが、こちらの「半導体領域フィールドエンジニア(半導体デバイスメーカー勤務)」のお仕事です。
「半導体領域フィールドエンジニア(半導体デバイスメーカー勤務)」は半導体工場で設備保守を行うフィールドエンジニアですが、出張はなく、年間休日も多いため、長い目線でキャリアプランを描きやすくなっています。

具体的な仕事内容

半導体を製造する工場(デバイスメーカー)で稼働する半導体製造装置を、問題なく稼働させ続けるために日常的に保守・メンテナンスを行うことが私たちの仕事です。
基本的には日々の簡易保全が主の業務ですが、トラブルがあった場合は原因を調査し、自ら解決できる内容であればその場で対応。専門的なものであれば装置メーカーのエンジニアへ連絡し、修理を依頼します。
基本的には大きく職場環境や作業内容が変わることはなく、スケジュール通りに作業を進めるルーティンワークがメインとなります。
当社が抱える他のフィールドエンジニア案件は遠方を含めた出張が前提のものが多いですが、デバイスメーカー系の場合は一箇所の工場内での勤務になります。「都度、作業環境が変わるのはあまり好まない」という方にとっても、ぴったりのお仕事と言えるでしょう。

年間休日は驚きの「180日」

後ほど「1日の流れ」と「1週間の流れ」で具体的なスケジュール感やお休みについてご案内しますが、半導体領域フィールドエンジニア(半導体デバイスメーカー勤務)の場合、「1日の労働時間が12時間の三勤三休制」でシフトを組むことで年間の労働日数を抑え、「年間休日180日」となる場合もあります。
社員の中には「日勤終わりに夜行バスで遠征し、2日間旅行先で遊んで夜行バスで帰り、1日じっくり身体を休めてから翌日出勤する」というプライベートの過ごし方をする方も。
もちろん、12時間労働の中には休憩時間も含まれており、心身への負担がかからないようなシフトを作っているのでご安心ください。
社員の中にはお子様がまだ小さいご家庭を持つ方も少なくありません。入園・入学のようなお子様が小さい間に発生するライフイベントへの参加は、全員でシフトを調整しながらご参加いただけるように協力し合っています。

1日の流れ

7時半~8時:出勤(早番)・引き継ぎ

早番の方は7時半に工場へ出勤します。昨晩の遅番担当から、作業の引き継ぎ説明を受けます。

8時~8時半:メンテナンス担当確認

メンテナンスが必要な設備の確認などを進めながら、チームリーダーに割り振られた担当業務に合わせて、準備や作業を進めていきます。

8時半~17時:点検・メンテナンス作業

現場状況に応じてケースバイケースですが、午前に一台、午後に一台の計二台の点検・メンテナンスをすることが多いです。

17時~19時:出勤(遅番)・引き継ぎ

遅番担当者が出勤するので、スムーズに業務を進められるよう引継報告書を作成し、業務を引き継ぎます。作業が中途半端な状態で引き継がれないよう、キリの良いところで業務を完了します。
この流れを、早番と遅番で交代しながら繰り返していきます。

1週間の流れ

「3日間働いて、3日間お休み」の三勤三休制となるケースが原則です。

具体的な勤務体制をご説明すると、
①三日勤務(早番)
②三日休日
③三日勤務(早番)
④三日休日
⑤三日勤務(遅番)
⑥三日休日
⑦三日勤務(遅番)
⑧三日休日
この①〜⑧の順番を、ローテーションで回しています。

社内外の手厚い教育体制のもと、一流のエンジニアに成長できる!

マイスターエンジニアリングでは、すべてのエンジニアが押し並べて一流へと成長できるように、社会人としての素養を磨く「全体研修」や、エンジニアとしての腕を磨く「フィールドエンジニア研修」「職種別研修」を実施しています。
研修の例は以下の通りです。

【全体研修】
■基礎ビジネスマナー
■コミュニケーション入門
■情報セキュリティ
■論理思考入門
■安全の基本
■品質管理の基本
など

【フィールドエンジニア研修】
■機械基礎
■電気基礎
■ハードシーケンス組み立て
■工具使用実習
■半導体の定義・動作・製造プロセス
■産業用ロボット特別教育
など

【職種別研修】
メーカー研修や社内研修をはじめ、様々な研修で職種に合った知識や技術を身につけていただきます。
特に新入社員の皆さんには「工具の握り方」から丁寧に教えますので、どなた様でも、安心して飛び込んできてください!

資格取得は会社が全力でサポート!

マイスターエンジニアリングでは、社員が資格を取得して、理想のキャリアを実現できるよう応援しています。
社員負担0〜40%で受講できる通信教育制度や研修制度などを通して、実際に資格を取得した先輩社員も多数在籍。
詳しくは以下のリンクからもご確認くださいませ。

当社で選べる、2つの半導体領域フィールドエンジニアの違い

マイスターエンジニアリングでは、半導体に携わるフィールドエンジニアとして「半導体製造装置メーカー勤務」と「半導体デバイスメーカー勤務」の2つの職種が用意されています。
今回は「半導体デバイスメーカー勤務」の場合をご紹介しましたが、この2つの違いををご紹介しましょう。

【キャリアについて】
■装置メーカーの場合:
常駐先企業が得意な分野に特化して技術を磨くため、その分野における半導体業界の「スペシャリスト」として成長できます。
■デバイスメーカーの場合:
装置のメンテナンスを複数工程に渡って担当することで幅広い技術・知識を養うことができるため、半導体業界の「ゼネラリスト」として成長できます。

【休日について】
■装置メーカーの場合:
週休2日(土日)をベースに、出張のスケジュールを組みます。大きなトラブルがない限りは、基本的に勤務時間に変動はありません。
■デバイスメーカーの場合:
原則「3日間働いて、3日間お休み」の三勤三休シフト制を採用しています。早番・遅番のシフトがあり、1日の労働時間は12時間ですが、年間休日は180日あるケースも。

【働く場所について】
■装置メーカーの場合:
宿泊込みの遠方への出張が発生します。様々な土地に足を運びたい人にとっては楽しい働き方です。
■デバイスメーカーの場合:
出張はなく、腰を据えて働くことができます。ご家庭の都合などで一箇所で働きたい方には安心の環境です。

あなたの「働く理由」に寄り添える環境

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
当社は、世界的半導体デバイスメーカーや半導体装置メーカーからの信頼も厚く、こちらのデバイス領域のお仕事でなら、最新技術に触れながら、安定したキャリアを築くことができるでしょう。
また、半導体の技術を持ったエンジニア需要はこれからも高まり続けると予想されているため、当社で知識と技術、そして経験を培えば、まさに「食うに困らない仕事」となり得ます。
趣味のため、ご家庭のため、自身の人生を豊かにするため、など、皆さんの「仕事をする理由」に、こちらの条件がマッチするようであれば、ぜひ一度面談にお越しください。