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【中途入社インタビュー/半導体(デバイスメーカー)×フィールドエンジニア】快適な職場環境を目指し、ようやく「ゆとり」を手に入れた話

マイスターエンジニアリングは、これまで様々な背景を持ち転職活動をされている方が入社しています。
今回は、「現場にも身体にも心にもゆとりを持って働ける転職を実現した」Yさんにお話を聞きました。

Yさん / 半導体(デバイスメーカー)×フィールドエンジニア

自動車専門学校を卒業後、大手自動車ディーラーでの整備士を3年経験した後、マイスターエンジニアリングへ転職。プラモデルや車が好きで、ものづくりに興味を持ち自動車整備士を目指すが、理想の労働環境を求めて転職を考え始める。

自動車工場から半導体工場への転身

ーーそれでは、簡単に自己紹介をお願いします。

Yと申します。専門学校を卒業して、前職の自動車ディーラーに整備士として入社しました。主に車の半年点検や12ヶ月点検、車検などの定期点検を担当し、オイル交換やタイヤ交換などの保守も行っていました。その仕事は3年ほど続け、その後、マイスターエンジニアリングに入社し、熊本にある大手電機メーカーの半導体工場で半導体装置の定期メンテナンスや保守をしています。マイスターエンジニアリングに入社してからは現在で半年くらいですね。現在は、半導体装置のインプラント工程を担当しています。ビームを打ち込んで化学物質を半導体にする装置のメンテナンス業務を行っています。

ーー専門学校では何を学んでいたのでしょうか?

自動車専門学校では、自動車整備士になるための勉強をしていました。主に車のエンジンの分解や工具の使い方、車の構造などを学んでいました。

ーーもともと自動車が好きだったんですね。

そうですね。中学生時代に友人としていたカーレーシングゲームの影響で、そのゲームに出てくる車の実車を調べてみた時に、車のかっこよさに惹かれました。趣味でプラモデルを作ったりと、手先を動かすのが好きだったこともあって、自然と整備士を目指すようになりました。

ーー自動車整備士としてはどういったお仕事をされていましたか?

入社当初はオイル交換やタイヤ交換、ワイパーゴムの交換など簡単な仕事をしていました。その後、半年点検、一年点検、24ヶ月点検、車検などの点検業務を担当し、必要に応じて故障診断やパーツ交換なども行いました。
故障診断やパーツ交換は腕の見せ所になります。定期点検で同じ作業を繰り返すよりも、車ごとに異なるメンテナンス作業や部品交換の方がやりがいも感じていました。特殊な工具を使うこともあり、面白かったです。

ーー現在のお仕事に活かされている前職の経験や学びについて教えてください。

工具の使い方や力加減などの基礎を学べたことが、今の仕事にも役立っています。車も機械なので、今扱っている機械の構造を理解するのも早かったように思いますね。実は、同じ時期に作られた同じ車でも、それぞれ「癖」があるんですよ。半年点検や12ヶ月点検、24ヶ月点検をしていて、同じ車で同じ症状が出たときに、同じ対策をしても治らない場合があるんです。車ごとの癖を理解することが重要で、そういった1つ1つの機械に対する姿勢は今も活きていると思います。

ーーそんな前職から転職を考えるようになったキッカケはありますか?

工場が屋外にあったので、夏はとにかく暑くて、冬はとにかく寒かったです。これは慣れることがなくて、本当に大変でした。また、屋外での仕事環境が厳しかったことに加えて、休みが少なかったことや平日休みで人と予定が合わないことが転職を考えた理由です。

ーーということは、転職先選びではその辺りを軸に探されていたと。

そうですね。実は、知り合いがマイスターエンジニアリングで元々働いており、派遣されている職場の環境を聞いて、「ここで働きたい!」と思ったんですよね。決め手は休みの多さと、作業が完全に室内という点です。ディーラーでの屋外作業と比べると天国のような環境でした。

ーー自動車業界から半導体領域に進むことへは興味や想いはありましたか?

もちろんありました。半導体が成長している時期だったので、この業界にいれば安心だろうと思いました。

道案内までしてくれる先輩の優しさ

ーー改めて、現在のお仕事や、入社後の流れについて教えてください。

入社時研修と配属後の客先研修を合わせて、約3ヶ月は半導体についての知識を深めるための教育を受けながら、パソコンでのエクセルやパワーポイントの使い方も学びました。前職ではパソコンを使うことがなく、初めは操作に苦労しましたが、丁寧に指導いただいて今では人並みに扱えるようになりました。
その後、クリーンルーム内で先輩と一緒に作業をし、装置の基本的な構造や操作方法を学んでいきます。4ヶ月後にはクリーンルーム内での業務に移り、定期点検や保守を担当するようになりました。

ーー3ヶ月間の研修は座学が中心でしたか?

実際に座学は1ヶ月ほどです。パソコン作業は、教育カリキュラムの中でエクセルやパワーポイントの使い方を学べるテキストを貰えるので、実際にそれを見ながら資料を作成して実践的に技術を身につけていきました。それ以降は、先輩のOJTのもとで、クリーンルームでの作業を見学しながら学んでいきました。
私の受けた研修の一例は以下の通りです!

■機械基礎
■電気基礎
■ハードシーケンス組み立て
■工具使用実習
■低圧電気取扱特別教育
■高圧・特別高圧電気取扱特別教育
など

▼詳しいマイスターエンジニアリングの研修内容は以下のリンクからもご確認ください!

ーー半導体領域へは未経験だったこともあり、研修は助かったのではないでしょうか。

そうですね。入社時にチューターという教育担当の先輩がついてくれて、クリーンルームに入るときも一緒に入ってくれたり、こまめに指示をくれるので安心して学べました。昼ごはんも一緒に食べに行ってくれたり、あとは派遣先の会社がかなり大きくて道に迷うこともあるのですが、そんなときも電話をすれば迎えに来てくれるほど親切な先輩で、とても助かりましたね。

身体と気持ちに余裕ができた転職

ーー前職に比べて様々な変化があったかと思います。まず、仕事のやりがいなどはいかがですか?

やりがいの種類が変わりましたね。前職ではお客さんの声を直接聞くことができたので感謝していただける喜びがありましたが、今は装置を相手にしているので、自分の手で機械を保守・点検し、問題なく稼動させるやりがいを感じています。

ーーお休みも増えましたか?

年間休日180日とかなり増えました。これは、一日の労働時間が12時間の三勤三休制だからできていることです。一日の労働時間が長い方が人によってはしんどいかもしれませんが、私の場合は前職が屋外勤務だったので鍛えられており、むしろ楽に感じています(笑)。

休日が多いのは、とても気が楽ですね。実は県外に彼女がいて、休みは毎回県外に出かけています。連休が多い方が体も楽ですし、日帰りしなくていいのも嬉しいです。気持ちの面でも余裕があるように感じています。

より「半導体(デバイスメーカー)×フィールドエンジニア」の業務内容や働き方を詳しく紹介している記事もご確認ください!

ーーマイスターエンジニアリングでは資格取得支援も豊富ですが、何か目標を持って活動されていますか?

私の場合はまだ目の前の仕事を覚えることに精一杯なので、具体的に資格取得のための活動はまだできていませんが、将来的には資格を取得して自身の市場価値をを高めたいと思っています。現実的な活動はまだですが、会社からの資格取得支援が複数あることで資格取得に前向きになれると思います。
現在は装置のメンテナンス点検が主な業務にはなるのですが、今後は保守点検で見つけた不具合に応じて部品交換などの対応を自分1人でできるようになりたいと考え、精進しています。

ーー最後に、その他マイスターエンジニアリングで働く上での魅力があれば教えてください。

先輩たちの蓄積してきた信頼関係から、お客様からはお客様先の社員とME社員とで区別することなく、同等に扱っていただいていることを感じ、環境は非常に良いと感じています。先輩方は親しみやすい方ばかりで馴染みやすかったです。そして一番の魅力は、万一、配属後に業務が合わなかったり働き方を見直したいと考えた際に所属長に相談し、別の配属先を調整・手配してもらえること。MEの正社員として会社を辞めることなく、長く雇用関係を持てることで安定・安心して技術者として活躍できると考えています。

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