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生産技術職(マイスターエンジニアリング)・新卒入社若手社員インタビューVol.1『国内トップクラスの技術力を活かして、最先端の現場を支える』

株式会社マイスターエンジニアリングでは、メカトロ事業部の新卒採用を行っております。
今回は新卒で入社後、生産技術エンジニアとして活躍されている入社3年目のY.K.さんにインタビュー。入社に至るまでの経緯や働き方、今後の目標についてお話を伺いました。



社会人として働くイメージを与えてくれたOBとの出会い


――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

メカトロ事業部 テクノグループのYと申します。現在はクライアントの職場に常駐しながら自動車部品として使われる半導体関係の生産業務に携わっております。
私は、生産技術のなかでもFA(ファクトリーオートメーション)というポジションを担当。具体的には、半導体の生産過程で使われる部品を設備から設備へ自動搬送する設備のシステム設定や管理を行っています。
生産技術といえば、設備の不具合検出の仕事をイメージする方も多いと思うのですが、私は設備の不具合検出と安全性の証明を行う仲間を支えるような役割を担っています。生産技術の分野においては比較的珍しい仕事に分類されるかもしれません。

――Yさんは学生時代に何の学問を専攻されていたのですか?

卒業した情報系の短大では、プログラミングやIT関係のカリキュラムと実行について学んでいました。今は半導体に関わる仕事をしていますが、学生時代には特に電気・電子系の学問を極めていたわけではなくて。そのため、半導体分野に携わることは自分にとっては新たな挑戦であり、仕事をするようになってから新たに知ることも多かったです。

―—ITを専攻していたYさんが、生産技術の仕事を志望した理由は何だったのでしょうか?

就活を始めた当初は、専攻分野との結びつきが強いフィールドエンジニアやソフト開発系の仕事に興味を持っていました。しかし、さまざまな業界研究を進めるうちに、生産工程のある一部分だけではなく、全体の工程に携われる生産技術の仕事に惹かれるようになったんです。

――業界研究に取り組むなかで、本当にやりたいことに気が付いたのですね。では、MEを受けようと思ったきっかけはありますか?

就活をしていた時期に、通っていた短大のキャンパス内でMEの会社説明会が開催されました。その場で採用担当の方と短大のOBの方の話を聞いたことが、MEに興味を持った大きなきっかけです。
そのOBの方は、ご自身のことを内向的な性格だと話していたのですが、自分もどちらかといえば内向的なタイプで、話も得意な方ではないんです。社会に出てしっかりと仕事をしていけるのか不安を感じていたタイミングだったこともあり、OBの方が社会人として振る舞う姿を目にした時に、「こうなりたい」と思いました。進むべき道を示してもらったような感覚でしたね。

―—最終的にMEへご入社しようと思った決め手を教えてください。

幅広い分野や職種に携われるチャンスがあるのがMEの特徴だと思います。私はもともとフィールドエンジニアやソフト開発の仕事にも興味があったということもあり、入社後もさまざまなキャリアの選択ができることに魅力を感じ、入社しました。

チームのメンバーと助け合いながら、課題を解決


――ご入社後、入社前に抱いていたイメージとのギャップを感じる瞬間はありましたか?

半導体に関する知識が0の状態からのスタートだったので、きっと大変な思いをするだろうと覚悟をしていました。しかし、実際には先輩や上司など、周りの方々が一つ一つの仕事を丁寧に教えてくださったので、楽しみながら仕事を覚えていくことができました。ここまで手厚くサポートしていただけるとは思っていなかったので、自分にとっては良いギャップでした。

――現在はお客様の職場に常駐されているとのことですが、現場の雰囲気はいかがですか?

常駐先には他にもMEの社員が15人以上いるんです。分からないことがあれば、まずMEの方に聞くことができるのですごく心強いですよ。
周囲には明るく前向きに仕事に取り組む方が多く、何か困っている人がいれば、その人をフォローしようとする協力的な雰囲気もあります。何かトラブルがあっても一人で落ち込まずに、気持ちを切り替えて頑張ろうと思えるのは、周りの方のサポートのおかげだと思います。
私が入社したての頃には先輩が手厚くサポートしてくださったので、今いる1年目の後輩に対しては自分がつまずいてしまったところを教えたり「ここはミスしやすいポイントだから気を付けようね」といった声掛けをしたりするなど、できる限りサポートすることを意識しながら関わっています。

――前向きな気持ちで仕事に取り組める環境なのですね。業務のなかで、やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

生産工程のなかで何か不具合が見つかった際には、まず不具合の原因となっている部分を突き詰めていく作業が必要です。仲間と相談したり知恵を出し合いながら、その原因を特定し、修正できた時はやはりやりがいを感じます。
不具合の修正のために設備を止めてしまえば、生産に遅れが生じてしまうため、不具合の検出と修正は生産の合間を縫って行うことも多いんです。不具合の内容にもよりますが、問題を解決するまでには2〜3ヶ月かかることも珍しくありません。大変な思いをする分、やり遂げた時の喜びも大きいのだと思います。

――お仕事をするうえで心がけていることはありますか?

失敗はしないのが一番なのですが、もし失敗をしてしまった時には、同じミスを二度としないように意識しています。ミスの再発を防ぐために、失敗した内容はExcelに記録したり、
後輩にも失敗しやすいポイントを伝えることで、チーム全体でミスを減らしていけるようにしています。

最先端技術のプロフェッショナルを目指せる仕事


――最近グループリーダーに就任したYさんですが、以前と仕事内容は変わりましたか?

後輩の業務をチェックする立場になったのは大きな変化ですね。修正が必要な箇所の判断や次のステップに進むためのゴーサインを出すような業務が新しく増えたので、より責任感を持つようになったと感じます。

――今後のキャリアに関して、展望があれば教えてください。

FAの仕事に3年間取り組んできたので、今後はFA以外の生産技術業務にもチャレンジしながら知識を深めていきたいですね。
また、グループリーダーとしても力をつけて、いずれは現場責任者になりたいです。現場責任者としてチームをリードするためには、周りを見る力やトラブルがあった時の対処能力、部下が落ち込んでいたらその様子に気が付いてフォローをする心配りなど、あらゆるスキルが必要だと思います。将来、今の現場責任者の方のような仕事ができるように頑張りたいです。

――最後に、就活生へメッセージをお願いいたします!

就職活動は、つらい思いをする瞬間も多く、大変だと思います。しかし、面接をはじめ、就活のために頑張ったことは社会人になってからも必ず役立ちます。自分が何になりたいのか、何をやりたいのかをよく考えながら、ぜひ頑張ってほしいなと思います。
自動車関連の半導体分野におけるMEの生産技術は日本でもトップクラスです。世界的に見ても最先端の仕事に携われる職場で、自分のスキルアップにもつながる魅力的な仕事ができる職業だと感じています。未経験でも「仕事を頑張りたい」という気持ちがあれば、どんどん成長できる環境が整っていますので、ぜひ一緒にプロフェッショナルとして成長していきましょう。