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【今週の日本酒#10】鍋島_純米吟醸 Purple Label(富久千代酒造:佐賀)


以上、ふとしたきっかけ。

1番心当たりがあるのが鍋島パープルだったので、翌日つまり今日の夕方に確保。
何気にというか、今まで取っかえ引っ変え色んなお酒を飲んでいて今日にして初めて過去のお酒(?)をリピートしました。

これがきっかけで日本酒が本格的に好きになったと言っていいくらい印象的なお酒でした。後押ししたのは仙禽_線香花火とか新政Newyear2021とか。みずみずしい感じの甘めなお酒から入りました。

実際そのほうが単純に飲みやすく楽しみやすいです。
恐らく日本酒に馴染みのない方に抱かれやすいイメージ(鬼こ○し、カーッとくるような感じ)をひっくり返せる力があると思っています。まさか米から作った酒から果実の香りがするとは思うまい。

まんまお米のお水みたいなじんわりしっかり系も『こういう方向性もあるよ』と後々試していけばいいだけで……味の第一印象というかインパクトって大事ですから。特にお酒は。

紫の鍋島、この色でもう某果物の風味が想像できてしまう。

1回空けたお酒をまた買うということは味を知っているということ。とどのつまり確定演出。

個人的には振り返る暇があればもっと色んなお酒を知りたいところだけど、ふと巻き起こった鍋島のフルーティな引力に勝てるわけがなかった。ありがとう鍋島。佐賀県の星だよ。

ということなので、きれいなぶどう系(ネタバレ)のお水に再開しようと思います。

金賞受賞のシールがパッと見安っぽく見えるけど、これはガチのやつ……。

国内の鑑評会で金賞大賞取りまくり、さらにはIWC(International Wine Challenge)のSAKE部門で最優秀賞を取るとかいう文字通り世界レベルのやばい酒造です。

綺麗めで甘口なお酒しか作ってないんだっけ…とにかく、そういう飲み口特化な酒造でもあるので、日本酒初心者さんとかにも進んで鍋島を勧めています。とりあえず鍋島飲めば違ぇねえ。

味の系統が近いところ且つ日本各地に広げていうと、新政No6とか花邑、仙禽、雨後の月…くらいしかパッと思いつきません。(※)
色んな銘柄指摘されたら『あ~~‼それもあったなあ‼️』とか言い出すと思います。

※具体的な銘柄というか正式名称は伏せています。覚えてない


鍋島パープルの背中。特に指示書きされてないけど、
まあ間違いなく冷酒が1番美味しいでしょうね…


前置きが長くなったけどひと口。

は~~~~美味い。間違いねえ。
割とポピュラーな銘柄でさえこの美味さだから恐れ入る。(値段と味が比例するとは限らないが…)

甘いって言ったら何だかべったりした印象を与えそうなので、みずみずしいと言った方がベター。

口に含んだ瞬間からくるジュワッとふくよかなぶどう感。たまりませんよこれは。

つまみ…いらんのでは?
冷奴とか浅漬けとかがピンと来たけど、果実系の日本酒でのつまみの相性に毎回困るんよな…。もはや水だけあれば延々と飲めるまであるけど。

というわけで、この手の日本酒は頭がバグって飲みすぎてしまいがちですので程々にしておきましょう。

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