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足のカント角矯正

また変なものを買いました。
カント角、すなわち足裏の角度によるペダリングの違和感をどうにかするスペーサーです。


ビンディングペダルで足を固定することによって人馬(?)一体なペダリングができる一方、足元の微妙な違和感に合わせてクリート位置などのポジション調整を無限に繰り返す羽目になります。なりました。ポジションは生き物です。

※ビンディング使いたての頃からそうだったわけではありません。最初はだいたいの位置で特に気になりませんでした(こういうものだという認識)


ところでカント角とは何ぞやですが、bikefit社公式に載ってたこの画像1枚で何となく想像つきます。

黄色いやつが今回買ったスペーサー、クリートウェッジです。

ぼくは膝の内側が痛くなる傾向にあって、その原因としてペダリング時に膝が横にぶれているようです。そのほかの原因が今日の話、カント角です。

まんま上の図の通りで、足の親指から小指側にかけて傾いている骨格になっています。日常じゃまずこれに気づくことはない…と思う。

以前ダンシング縛りで峠巡りをした時に発覚。膝の内側と足小指~足の外側のラインが妙に痛い。色々調べたら足の傾きが影響してそうだった。

これまではスペシャが出してるインソールシムで対応。

これでひとまず解決したけど、シューズをエンパイアからレイクに変えたことで振り出しに戻ってしまった。
革が足に馴染んだとしても、シム入れると足指まわりがアッパー付近に干渉。いわゆるシューズの"タン"の縫い目あたりに指が当たって痛いし、窮屈で痺れる。たかだか1mmのシムでもこんなに違うのか。

ということで、ソールとクリートの間に挟むタイプのクリートウェッジを召喚。
愛するスピードプレイ用が欠品だったので時間がかかってしまった。



プラ製のペラペラシム8枚で5000円近くするらしいです。傾げた首が戻りません。

早速付けました。


シムが厚いほうは純正のネジ長だと足が届かないので、長い皿ネジが8本付属しています。なにこの無駄にデカいネジ頭?(デカ皿頭がクリートに弱干渉して付けにくかった)

ちなみにソール保護ステンレスは一応付けてます。だって樹脂だし、すぐ削れそうで。
更にちなむと、シムの向きと形に合わせたらステンレスを裏返すことになった。まあ、別にこれはどうでもいいか。

1枚だけじゃパッと見全然傾きがわかりません。1°/枚らしいです。とりあえず両足1枚入れてみてローラーでトルク、ケイデンス両タイプで回してみると垂直に回せてるようでいい感じ。


このクリートウェッジ、互い違いに重ねると1~2mmくらいのスペーサーにできます。かしこい。ちょうど左右で足の長さが違うっぽいと薄々気づき始めたので、必要あれば積み重ねてみようかな。


何はともあれ、まずはカント角に伴う膝のぶれを矯正することからです。
ところでクリートウェッジを入れたぶんサドルは上げましたか?はい!まだ上げてません。

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