![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89896824/rectangle_large_type_2_64bbae58bfedfe1c03d76684687cceb0.png?width=1200)
幼稚園、中途入園
気がついたらえども4歳の誕生日を迎え。
幼稚園はどうする?
という、ごく普通の子供を持つ親と同じ悩みに行きつきました。
いろいろな病気はあるけど受け入れてくれるかどうか。
バスでの登園は何かあった時にすぐに行けないし、却下。
給食があるところもアレルギーで一人だけ食べられないのは可哀想なので却下。
4歳なので年中年長の2年制の幼稚園を探しましたが、都立しかなく、
しかも園児がひとけたで、来年には廃園と言われ。
次男も同じ幼稚園と考えていたので、私立の3年制しか選択肢はありませんでした。
どうしようかと悩んでいる時、あるお宅の家の前に
「園児募集」
の張り紙が。
なんとなく見ていると、中から人が出てきて、
その幼稚園に通っている親子でした。
えどの年齢を伝えると、同い年の年少さんだそう。
聞けば給食ではないし、我が家から歩いて5分足らず。
ご縁を感じ、見学に行くことに。
この時もう秋になってました。
都立幼稚園の見学に行った時、えどはぽつんと寂しそうでした。
でも紹介された私立のこの幼稚園は、えどが教室に入るなり、集まってきました。
病気のことを話しても、この幼稚園の先生たちはだいじょうぶですよ、と受け入れてくれました。
帰る時間になっても、もう少し遊ぶ、と帰りたがらないえどを見て、
ここでいいんだ、と確信しました。
このころえどの病気は、食道閉鎖症がひと段落して、心臓の穴も塞がっていました。
大変なのは食物アレルギーとぜんそく、そして先天性側湾症でした。
じいじ、ばあばと歩く練習をした甲斐もあり、えどは普通に一人で歩けるようになってました。
えどの側湾症は大学病院を持ってしても、治す手立てがないと言われました。
一般的な側湾症ではなく、えどの骨は、肋骨が半分しかない上、ねじれて、くだけて、癒着していました。
従来の手術では治せないと言われました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89897096/picture_pc_18eb8b2a542dcb7d2e6e7b808eb57b71.png?width=1200)
できることは、筋肉が硬くならないように、たくさん運動をさせること。
そう言われたので、近所のプールにも通いました。
そしてこの幼稚園は、どろんこで遊ぶことを推奨する、昔ながらの方針でした。
登園するとまず体操服に着替えて、園庭ではしりまわる子供たち。
ほんとうに、えどにぴったりの幼稚園でした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89896998/picture_pc_dff12526fa625c43aa58b7209743b9c5.png?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?