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帰りたくなるまち「南相馬」|#訪問体験記

はじめまして、筑波大学障害科学類3年の作山茉紘(さくやままひろ)と申します!
私は友人の紹介で南相馬まちづくり実践型体験プログラムに参加しました。

初めは「美味しいものが食べられて、それに加えて乗馬や野菜収穫などの体験もできる」と食べ物とアクティビティにつられて、大学3年の夏休み最後の思い出になるだろうと旅行感覚で南相馬を訪れました。

実際にプログラムを終えて、楽しい体験ができ思い出が作れたのはもちろん、「まちづくりとは何か」といった学びを得ることもでき、とても濃い3日間を過ごすことが出来たと感じています。

タイトルにもあるように、私は、南相馬は一度訪れたらまた帰ってきたくなるまちだと感じました。

そう感じた理由を、私の3日間の経験に沿ってお話したいと思います。


1日目「地元の方のお話を聞く」

美味しい食べ物と楽しいアクティビティにつられて参加した私ですが、親戚がいわき市に住んでいることもあり、久しぶりの福島県にテンションがあがっていました。

そして、原ノ町駅に降り立って最初に感じたことは、
「静かで落ち着く…!」でした。

私は、地方の落ち着いた雰囲気が大好きで、南相馬はまさに私の好きな空気感でした!

また、地元の方とお話しする中で、福島独特の方言を聞くたび、親戚の家に居るような安心感を覚えました。

地元の方は、私たち大学生を快く受け入れてくださり、様々なお話をしてくださいました。南相馬に対して、一人一人異なった想いをもっており、南相馬の良さだけでなく、昔からの南相馬の風情を消さないような努力など沢山の貴重なお話を聞くことが出来ました。

地元の方のお話をもっともっと聞いてみたいと思ったし、今回関わったのはほんの一部の方だったため、他の地元の方の南相馬への想いも聞いてみたいと思いました。

2日目「乗って食べて遊んで体験する」

待ちに待った、乗馬と野菜収穫の日!
また午後には地元の方とのボードゲーム交流会もあり、盛りだくさんの日でした。

早朝から甲冑を着て馬に乗りました!!!

なかなかできない貴重な体験でした。
重い甲冑を着ていたのもあって、馬の上は本当に不安定で、次の日手と足が筋肉痛になりました…笑
地元の方が最大級のおもてなしをしてくださり、またぜひ体験してみたいと思いました。
インスタグラムに載せたところ反応がよかったので、他の友達にも勧めたいと思いました!

その後は、MYSH畑に行って野菜を収穫しました。
地元の農家民宿を経営している方が土地を貸してくださっているということで、農家民宿の横にある飼育場で動物たちとも触れ合うことが出来ました…!

自然に動物に癒され、心が浄化されました!笑
また動物たちに会いに行こうと思います。

午後は、地元の方とボードゲーム交流会をしました。

ボードゲームを通してコミュニケーションをとることで、普段していることや趣味など深い話もすることができ、交友の輪が広がりとても嬉しかったです。
この時限りだったのが悲しいので、再び南相馬を訪れて、また皆さんとお話ができたらと思います!

3日目「サイクリングだったからこそ」

あっという間に最終日。
この日は自由にまちあるきをした後にフィードバックを行いました。

まちあるきの時間には、北泉海水浴場を目指してサイクリングをしてきました。
まちあるきではなく、まちサイクリングですね!笑

本当に綺麗な海でした!!!

ずっとこの場に居たかったです。笑
カメラが趣味なので、思わず構えてしまいました。

行きたい場所は他にも幾つかあったのですが、時間が限られていたのと海までの距離が遠かったので、諦めようと思っていました。

しかし、海を目指して自転車を漕いでいる最中、他に行きたかった場所に全て行くことが出来ました!笑
無計画だったので本当に偶然で、たまたま通りかかったところに行きたい場所があり、一緒にサイクリングをした友達も大興奮でした!

奇跡の連発でした。笑

私はサイクリングだったからこそ、行きたかった箇所にたまたま行けたのだと感じました。

一つの目的地を目指していたといっても、初めて訪れたまちの一つ一つの景色が新鮮で、目を凝らしながら走っていたので、見つけることが出来たのだと思います。

徒歩ではなかなか難しい距離だし、車だと目を凝らして景色を見ることはできないので、自転車ならではの発見だったなと思いました。

今回は南相馬観光協会で自転車をレンタルしましたが、今後「よりみち」でも自転車のレンタルを行うそうなので、皆さんもぜひ、自転車で南相馬を回ってみてほしいです!

驚きの巡り合わせや沢山の発見があると思います!
かなり疲れますが体力のある人にはオススメです!笑

また自転車でまちを巡って、南相馬を開拓してみたいと思いました。

今回のプログラムで、まちづくりとは何なのかを身をもって学ぶことができました。

また、沢山の貴重な経験を通して、地元の人のあたたかさ、美味しい食べ物や楽しいアクティビティ、自然など南相馬の魅力を存分に感じることが出来ました。

私は、プログラムの最初に「南相馬をマスターしたい」という目標を立てました。

しかし、まだマスターは出来ていません。

まだまだ素敵な場所が沢山あるし、様々な想いをもった地元の方も沢山いらっしゃると思います。
私は今後、南相馬をマスターしたらロードマップを作りたいと思っています!

私たち大学生を受け入れてくれた、故郷のようなあたたかさに溢れる南相馬に、また帰ってきたいと思いました。

よりみち関係者の方々、今回のプログラムに携わってくださった南相馬の皆さん、本当にありがとうございました!!

また絶対南相馬へ帰ります!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📒この記事を書いた人
筑波大学人間学群障害科学類3年/作山茉紘



まひろさん、素敵な記事をありがとうございました😊
ロードマップ、楽しみにしています🚲
また、気軽に帰ってきてくださいね~🙌

マガジン「福島県南相馬|中のひと、外のひと」では、みなみそうま移住相談窓口よりみち移住コンシェルジュ8名(中の人)と南相馬を訪問した人たち(外の人)とが、それぞれの視点で南相馬での生活や体験を切り取っていきます✍️

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