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私、疲れてたのかも… 〜肋骨骨折②〜

薬が効いてきたのもあり、動かなければ痛みが出ないのもあり、テーブルの椅子に座った状態で過ごしてた。


自分が動けないとなると、人に頼まないといけなくなる。

長女は、色々やってくれた。ほんとありがたい。だけど、何度も続けて、やってほしいことを伝えていたら「え〜」と言いだした。

ここぞとばかりに「あれやって、これやってって言われると嫌になるやろ。お母さんが、「家政婦じゃない」って言うのもわかるやろ?」と言う。
モゴモゴ言ってたけど、これで不要なお願い事は減るかな。



しばらくすると、頼りの夫も帰宅し、お土産の551の豚まんを食べる。
やはり551は美味しい。

たまっていた洗い物など、やってくれる。ありがたい。
ありがたいのだけど、最低限の家事だけすればいいという考えの夫なので、プラスαの優しさはない。


朝活の仲間の素敵なパートナー様達だったら、こんな反応じゃないだろうな…

「大丈夫?俺が全部やっといてあげるから、ゆっくり休んどいて」
とか
「なにかやったがいいことある?」
とか
「〇〇してほしい?」
とか、こちらがお願いしたり甘えたりしやすい言葉かけをしてくれそう。

察してくれる方がいいなとか、そんなことを思いつつ、言わなきゃ伝わらない相手だからと、「すみません」を枕詞に「ありがとう」を末尾として、お願いしていた。


夕方、眠くなってくる。

布団で寝ようと思ったけど、身体を横にするのも一苦労。
というか、身体をどう動かしたら、痛みなく横になれるのかがわからなくなる。

途中で固まってる私を見て、「ソファで寝たら?」と提案がはいる。
ソファに移動し、とりあえず、腰かけたところで動作がとまる。

どうやって、ここから横になろう…
考えているうちに、首元に枕を置いていたら、そのまま寝てしまった。


しばらくして目が覚め、首が痛いので、横になる。
悪寒がしてきたので、ホッカイロを背中に貼ってもらい、足元はレンチンで温めるグッズを利用する。
何度かチンしてもらって、眠りについた。


ふと、目が覚めたら3時半くらいだった。
久しぶりに爆睡していた。

骨折によるダメージで寝ちゃったのもあるだろうけど、私、疲れてたんだなと思った。



休まざるを得ない状況を私は引き寄せたのだろうか。
人(特に夫)に頼るということをするという練習期間なのだろうか。
仕事で迷惑をかけてしまうが、周りは優しいということを知るためだろうか。

つい、こんなことをぐるぐると考えてしまうが、時間があるからこそ、自分が何を優先するかを考えようと思った。



to be continued