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my favorite singer



どれくらい前だっただろうか。

耳に入ってきたこの曲。
子ども部屋から聞こえてくる。
思わず聞き入ってしまった。



そして、この歌を日常で聴けなくなる日がくるんだな。


聴きながら、ふとそう思い、その日が来ることを想像したら


涙が溢れてきた。



子どもはいつまでも手元にいるでわけではない。
そんな当たり前のことを忘れてしまっていた。


大きくなるに従って、その日が刻一刻と近づいていることに気づいてしまった…



日常は当たり前ではない。


そう改めて気づかせてくれた。
いつも気づきをありがとう。