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健康経営の成功の秘訣とは何か

労働生産性の向上させるためには、従業員が身も心も健康で最大限のパフォーマンスが発揮できる状態で働くことのできる環境づくり必要です。

私たちは、健康経営を通じて一人ひとりのパフォーマンスを高い状態で維持し、魅力的な企業を作り上げることによって、多くの求職者が希望する強くて丈夫な企業を作り上げることができると考えています。

従業員の健康に配慮した取り組みは、企業の中長期的かつ継続的な成長の実現を目指す手段として重要です!


従業員の健康は「経営課題」

健康経営は、約8割の企業で今後、経営戦略や経営方針の中に位置づけられることが期待されています。

心幸ウェルネス株式会社 「健康経営」に取り組む経営者の意識調査(調査期間 2022年9月20日〜9月27日)によると、「健康経営」への取り組みが、「自社の業績の向上にもつながっている」と実感している経営者は約8割で、その理由として挙げられるのが、「社員の生産性向上」です。

健康リスクの数を減らすことで労働生産性は高まる?!

アメリカの先行研究(Boles M, et al. J Occup Environ Med. 2004.)では、以下のような健康リスク該当数が多い人ほど労働生産性コスト損失の割合が高いと報告されています。

  • 栄養バランス不良

  • やせ/肥満

  • 運動不足

  • 高ストレス

  • 飲酒など

生活習慣を見直し、一つでも多くの不調を解消することで、プレゼンティーズムやアブセンティーズムによるコストの損失を防ぐことにつながるのです。

プレゼンティーズム:
欠勤ではないが、健康問題が理由で生産性が低下している状態

アブセンティーズム:
健康問題による仕事の欠勤(=病欠など)

従業員の参加意欲がカギとなるが…

株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント 健康経営に関する一般従業員への実態調査(調査期間 2023年3月29日~3月30日)をみると、健康経営の取り組みにメリットを感じない理由として、「取り組みによる変化や効果を実感できないから」という回答が半数以上を占めていました。また、「人事側の一方的な取り組みに感じるから」という声も2割以上を占めていました。

健康経営に取り組んでも「変化や効果を実感できない」「人事側の一方的な取り組みに感じる」と、従業員にはネガティブに捉えられてしまうかもしれません。

まとめ

社会的注目が高まっている健康経営は、経営戦略の一つです。それは、従業員の健康づくりに取り組むことが労働生産性の向上に寄与し、会社の業績を向上させることにつながると期待できるためです。

しかし、健康経営に取り組んでも従業員が「変化や効果を実感できない」「人事側の一方的な取り組みに感じる」と、労働生産性の向上につながらず、「健康経営」の効果が十分に発揮できなくなります。

そのため、健康経営に取り組む際には、「従業員の積極的な参加を促すこと」、「取り組んだ結果の見える化」が非常に重要です。

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