「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」

記念すべき 源田の毎日映画 1日目を飾るのはクレヨンしんちゃん映画だ
※ここから長めの前置きが入るので注意

何を見ようかなとテレビに繋いだパソコンの前で睨めっこしていると友人がやって来て映画を見たいと言われた。(私は中高一貫の寮の学校に通ってる)私は日芸の面接表の印象に残った映画の欄に「スタンドバイミー」を挙げるほど「スタンドバイミー」が好きなので、残された四ヶ月の高校生活で自分の殻に篭らず友人と楽しく過ごそうと決意していたため快諾した。友人は私が高三になってまでチョコビを買う程のクレしん好きということを知ってか「ヤキニクロード」見ようと言った。クレしん映画の傑作といえば?という質問にオトナ帝国やロボとーちゃんを挙げる人は多い。もちろんこの2作は傑作だし他の映画も素晴らしい。しかし私が一番笑える大傑作だと思うのは紛れもなくヤキニクロードである。私は早速ポップコーンを開け友人と共にヤキニクロードを見始めた。

映画の批評や感想を言う時に他の作品と比較するのはあまり好きではないがシリーズ映画なので割り切るしかない。今年の「しん次元 クレヨンしんちゃんTHEMOVIE とべとべ手巻き寿司」と比較する。
やはりヤキニクロードの傑作たる一番の所以はなんといってもあのおバカさだろう。散りばめられた笑えるシーン。ちょっとしたセリフや動きもクスッとなってしまう。それに対し今年のとべとべは笑えるシーンもありつつもシリアス展開ややけに現実味のある設定や脚本がおバカさを下げてしまっていた。焼肉を食べるために奮闘する野原一家、賞金目当てやボスのためにありとあらゆる笑える手を使って野原一家を捕まえようとする大勢の人たち。それにジェットコースターなどの見応えのある映像が加わることによって最高の映画になっている。今年のは見応えもなくはないものの映像の緩急があまりない故にあまり良いものではなかった。その上あの非理谷満の変身はふつうにキショかった。少なくとも私がクレしん映画に求めているのは下ネタ含む笑いである。そのためヤキニクロードは最高なのだ。
やはり映画愛のある映画は面白い。しんのすけが自転車で杉の山を突っ走り空に舞うシーン。あからさまに「E.T.」のオマージュである。少年が人に追われて自転車で空を舞う。(他にも「ブラックホークダウンー!というセリフがある」)今年のも非理谷満が第二形態で「AKIRA」の鉄雄のような姿になる。今まで下に見られて来た男が強大な突如力を持ち暴走する。自分もオマージュという形であれ映画には映画愛を詰め込んでいきたい。

1日目なのであまり身のない文章かもです。こんな感じで拙い文章ですが毎日映画を見て感想を書いていきます。良かったらスキを押して欲しいです。励みになります。

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