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しあわせを感じる1番てっとり早い方法

幸せを感じる1番てっとり早い方法は
不便さを体感することである

わが家のリビングには
ずっとエアコンがなかった
(2階の部屋にはあった)

猛暑の中で
1階では汗ダラダラ

キッチンで料理したら
さらに熱気でムンムンに…

作る気さえ失せてくる

扇風機でやり過ごしていたが
とてもじゃない暑さの時には
2階に避難していた

そんな中
ついにリビングにエアコンがやってきた

エアコンの取り付けが終わり
エアコンつけた瞬間に
ヒンヤリした風が…

部屋もあっという間に涼しくなった

エアコンの送風があたる場所に
子どもたちが立って

『エアコンさいこー!!
 めっちゃしあわせー!』
と叫んでいる

私も一緒になって
『幸せだねー』と叫ぶ

その後、子どもたちと
夜散歩に行くことにした

散歩から帰ってきた時に
部屋が涼しくなっているように
エアコンをつけっぱなしで行った

『帰った時部屋が冷えてたら
 めっちゃ感動するよねー』
と楽しみにしながら…

散歩の道中
幸せな気分に包まれていたのは
言うまでもない

散歩のコースには
居酒屋さんが何軒か並んでいた

美味しそうな看板を見て

『あー 餃子食べながら
 レモンサワー飲みたーい!
 でも、財布持ってきてないから
 無理だけどねー』

と私がつぶやいた。

『いい匂いするねー』

『この匂いだけで食べた気分になろう』

『めちゃくちゃ幸せー』

と大はしゃぎ

昭和にタイムスリップ
したような気分だった

エアコンがなかったわが家に
エアコンが来たことで
幸せな気分を思い切り
感じることができた

その時にふと頭によぎったのは
SNSで見かけた
鉛筆削り機に大興奮している
フィリピンの子どもたちの様子

日本人にとっては当たり前の
鉛筆削り機が
彼らには大感動を与えるものなのだ

なのに…ではなく、だから…

日本は物質的に豊かなのに
幸せではない

なんて言われたりするけれど

そうじゃない!

物質的に豊かだから
幸せを感じられないのだ


幸せを感じたければ
不便さを体感するのが
1番てっとり早い  

鉛筆削り機があるのが当たり前の人に
鉛筆削り機のありがたみを
どれだけ熱心に論じても
ピンとこないけれど

毎日ナイフで削っている人は
鉛筆削り機に感動する

物質的に豊かになればなるほど
感動のハードルは高くなる

ハードルをさらに上げ
不足している部分に目を向ける

〇〇が手に入れば幸せになれるのに…
もっと〇〇だったら幸せになれるのに…

物質的に豊かなほど
幸せを感じにくくなる

向上心も方向性を間違わなければ
必要なこともあるけれど

老子が言った通り
【足るを知る】を忘れてはいけない

もうすでに幸せなのだから
それに気づくだけなのだ

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