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憧れのラジコン製作ばなし その3

京商のEPスターターパックプラスを購入したので、肝心の本体を選ぶ。
多分、1番時間がかかって楽しいのがこの本体選びなのだろうと思う。

タミヤの組み立て式にすることまでは既に決まっている。
オンロードタイプではなく荒地を走らせられるモデルにすることも決まっている。
オフロードタイプは大きく2種類あるように自分には見えた。
一つはいわゆる普通のタイヤがついているタイプでバギータイプと呼ばれるもの。
もう一つは、ビッグタイヤと呼ばれるもので、いわゆるモンスタートラックをラジコンにしたものだ。

子供の頃ミニ四駆が流行っていた。
その頃、ビッグタイヤなランチボックスのミニ四駆を持っていて、そのタイヤの大迫力さにカッコイイと思ったものだ。

ミニ四駆ではないラジコンであのビックタイヤを走らせたらさぞかし面白いだろう、と最初は思ったし、別にそれでも良かったのだが、Youtubeのラジコン動画を見ている中で、やたらと初心者向けということで、DTー03と呼ばれるシャーシを推しているものが多い。不思議に思い調べてみると、タミヤが初心者の入り口として最近用意したシャーシで、ホイールベースが長いためにコーナリングはアンダー気味ではあるものの、スピンしづらく走らせやすいという利点があるようだった。また、シャーシが安いのに丈夫にできていて壊れにくいという記事もよく見かけた。

複数台このDTー03シャーシで提供されているマシンがあるようなのだが、まだDTー03を意識していない段階でマシンを物色している際に、レーシングファイターと呼ばれる車体のデザインが格好良いなと思った瞬間があったことを思い出した。
この車体のシャーシを調べてみるとDTー03だという。

安い復刻版のそれこそグラスホッパーやホーネットもあるのだが、どうやら実車のように、ラジコンの世界にも設計の古さ、新しさ、というものがあるらしく、新しい車体にする方が安心感があるようだった。

ランチボックスはきっと次回買って作ってしまうのだろうと思うが、やはり車体としては古いのではないか。最近のモデルのレーシングファイターであれば、以前ホーネットを持っていた兄弟のところへ持っていって見せてみるのも比較として面白いかもしれない・・・。

そう思い、初号機はレーシングファイターにしようといつの間にか決めていた。

次はどこで買うか?だが、Amazonアカウントは訳あって自分は利用を控えるようにしているので、値段が安かったスーパーラジコンで買うことにした。

このスーパーラジコン、昔秋葉原の店舗に行ったことがある。
別に狙って行ったわけではないのだが、従兄弟がラジコンドリフトを楽しんでいるという話を聞き、興味があったところ、街を歩いていたらラジコンショップがあったので入ってみたという、それだけのことだ。でも、子供の頃に憧れだったラジコンが小さいものから大きいものまで色々あり、興味深く見たものだ。

後で知ったのだが、この小さいのは京商のミニッツと呼ばれるモデルだったようだ。
日本の住宅事情に合わせて家の中でも遊べるぐらい小さく、それでいて、通常のサイズのラジコンと同じ機能を持つ機構を小型化したものだそうで、値段は結構する印象ではあるものの、確かに面白そうだった。

話が脱線したが、そういうわけで、スーパーラジコンで買うことにしたのだが、本体の他に、ラッカースプレーやら、バッテリーやら、色々と追加で買わないと行けない。

子供の頃、ラジコンの何が悲しかったかっていうと、高いのにニッカドバッテリーで10分ぐらいしか走らせられないという点。当時、なんで10分しか走らないのか意味がわからなかったが、正直、今でも意味がわからない。
かかっているコストに対して、10分しか遊べないというのは、ホビーというものはそういうものだと言われればそうなのかもしれないが、自分の価値観では到底受け入れられるものではない。今では単純にバッテリーの容量が小さかっただけ、ということで理解はできる。

そんなわけで、迷わず60分ぐらい走らせられるバッテリー容量のやつを選ぶ。
こういうやつで、3500円ぐらいした。結構するもんだな。

最近はニッカドバッテリー以外にもニッケル水素のものやリポバッテリーと呼ばれるものまであるようだ。

なんせ初心者なので、ひとまずネット記事でヒットするものを参考に、ニッケル水素のものにしておいた。4200mAhの大容量。

詳しくそれ以上は調べなかったのだが、リポバッテリーと呼ばれるものは取り扱いが注意っぽかったが、もしかしたら違うかもしれない。

当然充電器が必要になる。
今時充電器といえばUSB接続と思い浮かべるが、さすがは渋いラジコンの世界、基本は専用充電器を使うらしい。

今回はこういうやつにした。ニッカドとニッケル水素とどちらにも対応しているらしい。ニッカドバッテリーを追加で買うことはないだろうと思うのだが、ひとまずこれにしておいた。2300円。バッテリーと合わせるとこれだけで6000円弱。ラジコン本体が7000円ぐらいのものもある事を考えると、高いよね、やっぱり。

他にも、ラジコンに標準でついてくるベアリングはプラスチックで摩擦が大きく、後から分解してボールベアリングに代えるのは大変との記事を見かけたので、ボールベアリングも買う。DTー03は16個ベアリングが必要とのこと。多いのか少ないのかは正直分からない。単純いそういう設計なのでしょう。

他にも後から組み立てるのは大変だからと思い、ハイトルクサーボセイバーだの、軽量ギアシャフトだのも買うのだが、うーん、やっぱりこういうオプションパーツで結構金かかるなーという印象。2台目を作るのか?と問われれば、金かかるから、2台目は中華バギーで済ませちゃうかも・・・という気持ちになった。

当然、本体はレーシングファイター。
シルエットとホイールが黒いところ、オレンジカラーにチェッカーフラグシールが格好いい。

かかったコストは以下の通り。ただし、もしかしたら使えないオプションも買ってしまったかもと後で組み立ての時に気づいたのだが・・・。

▼ご注文商品

[72002] SPEED HOUSE C-02B ACピークチャージャー [72002]]
2,310円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[XP4200-NT] XPOWER Ni-MH 7.2V 4200mAh タミヤタイプコネクター [XP4200-NT]]
3,430円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[OP-1572] DT-03 ターンバックルオールセット [OP-1572]]
1,078円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[SP-1000] ハイトルクサーボセイバー(ブラック) [SP-1000]
539円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[86005] PS-5 ブラック [86005]
528円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[86062] PS-62 ピュアーオレンジ [86062]
528円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[OP-1560] DT-03 軽量ギヤシャフト(5×45mm) 2本 [OP-1560]]
154円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[OP-1579] 1150ベアリング(16個) [OP-1579]
1,232円 × 1点
在庫状況:在庫あり

[58628] 1/10RC レーシング ファイター(DT-03) [58628]]
7,920円 × 1点
在庫状況:在庫あり
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小   計 : 17,719円
送   料 : 825円
ご利用pt : -0円
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合   計 : 18,544円
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ホビーなんだから金がかかって当然、という意見は理解できるのだけれども、プロポ代も入れると3万弱だから、やっぱり高いよね・・・。

実は、この他にも100円ショップで全部揃えたけど組み立て工具に4000円ぐらいかかっていて、トータル、3.5万円・・・うーん、やはりこの趣味は僕がずっと続けるような趣味ではないかもしれない。一台記念に作るっていうスタンスぐらいに留めておかないとという気がした。

続く

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