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デッキ紹介【純粋悪たる邪竜】

挨拶

こんにちはこんばんは初めまして、いふみょーんという者にございます。
貧困に喘ぎ、苦楽を共にしたノートパソコンに先立たれ、辛うじて日々を過ごしています。

そんな中、水月Kアルカさん主催の『外野は黙ってろ!暗黒に染めるぞ杯』という企画に先日参加させていただきました。
こういった企画配信の経験が浅いものですが、抽選も通り実家静岡を出禁になりかけながらも楽しくデュエルさせていただきました。

アルカさんのチャンネルはこちらから


運営の御二方、参加者の方々、対戦相手の塵埃路こまきさんとヌルリスさん、チームメイトの雲丹宮カオルさん、そして企画に誘ってくれた伊崎レゾンさんにこの場を借りてお礼申し上げます。

ということで今回は、その暗黒杯で使用したデッキを紹介。

デッキレシピ

デッキを40枚に収められない病患者

BDはこちらから

今回の主軸はこのカード

なんだこのオッサン!?

Pゾーンで爆破してドロー、ノーコストで場に出てくるとかいう冷静に考えるとすごい事してくれる代償としてエクストラ0枚を構築段階で強いられるとんでもカード。

こいつが混沌領域と相性抜群なことに気付いたのがこのデッキの始まり。

テリトリー ビルドアライズ!

混沌領域は闇属性を破棄することでアンカモフライトに触れられるだけでなく、アンカモフライトは盤面から離れるだけで自動的に除外されるため、混沌領域の墓地効果対象を簡単に賄えます。

ということで、アンカモフライト+混沌領域をメインにデッキを組むことに。

アンカモフライトの利用法 ヴェンデット編

アンカモ領域と合わせるにあたって、以下の3点+1を満たすテーマがまず必要になりました。

①:EXデッキを使わないでデッキを動かせる
②:墓地で仕事できる闇属性軸
③:場に出たアンカモフライトを剥がすことができる
④:あわよくば混沌領域で持ってくる恩恵を受けられる

①は言うまでもなく、②は領域でアンカモを持ってくるために闇属性を墓地に捨てる都合上、墓地に落として動かせるカードが望ましいと判断したためここも確実に欲しい要素。
アンカモフライトはノーコストで場に出せるものの、単体では1800打点しかないお爺ちゃんなので、領域の墓地効果のためにも場に出たアンカモを利用する動きができる③もやはり必須。
④はおまけに近く、折角クソ強サーチ札を軸に据える以上アンカモ以外に持ってこれる札が欲しい……という、詰まるところ「もったいない精神」によるもの。

この条件を全て満たしたテーマとして、今回白羽の矢が立ったのは【ヴェンデット】

MDソロモードで一番好き

儀式テーマのためエクストラを使わずに展開でき、墓地から儀式可能な性質や墓地に落ちるだけでサーチが発生するスカーヴェンデットを有するためコストとしても問題なし。
最強儀式魔法のラヴェナスヴェンデットは、その性質上リクルしたヴェンデット+1を素材にする事が多いため自然にアンカモフライトを剥がすことができ、上記の条件3つを全てクリア。
おまけに儀式モンスターは通常召喚不可なので混沌領域のサーチに対応、まさに至れり尽くせり。

ということで前置きが長くなりましたがヴェンデットの内訳

㊙︎:実はゾンビゲームやったことがない

出す先の儀式モンスターとして、特に後述するバックの烙印カードを守れるエグゼクターとキマイラを採用。

領域で切った際に儀式魔法へアクセスできるスカーは、実際のところ他に儀式魔法へのアクセス手段がそこそこあることと蘇生効果が縛りのせいでほぼ使わないことからピン採用。

ラヴェナスから出してくる先は、ヘルハウンドとレヴナント。
付与効果がシンプルに強いのと、ラヴェナスの素材をアンカモ+αと仮定している都合上エグゼクターに届かせるためレベル3以上が好ましかったのが主な理由。


アンカモフライトの利用法 ビーステッド編

混沌領域の墓地効果との相性を読んだ際、聡明なデュエリストはこう思ったのではないでしょうか。

復烙印で同じ事できるんじゃね?

絶対みんな腋と背中ガン見したはず

結論から言えば、全くもってその通りで入れない理由は微塵もありませんでした。

というわけで当然ビーステッドも採用。

圧巻の制限カード4枚

こいつらの説明いる?

復烙印にアクセスできるルベリオンが混沌領域のサーチ圏内であったり、バルドレイクの除去コストにアンカモフライトを充てがったりと、意外とメイン札と噛み合ってる連中。
というか、ドローターボを主軸に据えてるので必然的に手札から不意に投げられる妨害札という時点で既に相性いいのである。

復烙印が2枚の理由は、なんでか知らんけど2枚しか見つかんなかったから。なんでや。


アンカモフライトの利用法 ブルーアイズ編

アンカモフライトには、実はもう一つ特徴があります。
それがP効果。

(1):自分のEXデッキのカードが、存在しない場合または「アンカモフライト」のみの場合に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

1枚消費1ドローにエクストラ0枚という重い縛りを科せられる、遊戯王におけるドローの強さを実感する効果だが、大事なのはその1つ上。

このカード、事前準備も何もなしにフィールドで破壊を誘引できるのである。

ということで目を付けたカードがこれ

そのメカボディでドラゴン族は無理があるでしょ

最上級レベル通常モンスターである青眼の白龍を要求するものの、非常に緩い条件でポップして盤面に破壊耐性を蒔き、バトるとバウンスまでしてくれるスーパー機械竜。

同条件で出てくるカード自体は他にもいたが、墓地へ落として強いカードとして太古の白石を有しているブルーアイズに今回スポットライトが当たることに。

白石500で買った後安くなってキレた

動きとしては
①:竜の霊廟を発動
②:青眼の白龍を墓地、追加効果で太古の白石を墓地に送る
③:エンドフェイズに白石の効果で深淵の青眼龍を特殊召喚
④:深淵の効果でジェットとラヴェナスをサーチ

割とスタンダードな深淵の青眼龍ギミックを組み込んでみてるものの、実際のところ素引きして困るカードが多くて悩ましい存在だったりする。
今後のデッキ調整の課題部分。


その他採用カード モンスター編

まずは採用カードの内訳から

3積み以外信用できない引き弱の末路

いや多い多い多い
単純にテーマ外カードというだけならアンカモフライトもこの枠になるので実質21枚。テーマカードなり属性や種族サポートで固めることが多い昨今のデッキとは思えない。
多くなってしまったものは仕方ないので、上からざっくり紹介。

虹クリボーは手札に抱えても領域のコストに切っても使える防御札。
墓地から出てきた場合は除外されるので、復烙印があればドローに変換できるのもうまあじ。

ソウルズとイリュージョンは領域で闇を持ってくる際の択。
というのも、これを採用する前の領域で持ってこれる闇はヴェンデット儀式だけであり、光しか切れない際にジリ貧になる場面が多々あったので……。
基本このセットは最初のソウルズでイリュージョンを破棄し残りのソウルズは腐ることが多いが、このデッキならビーステッドで飛ばし復烙印や領域で戻すことで禁断のソウルズ"二度打ち"なんてことしたりも。

クリバンデット、カグヤ、チャンシーはこのデッキの通常召喚で出てくるカード。
メインのカードがヴェンデット、ビーステッド、ブルーアイズと通常召喚と縁がないカードばっかなので、とりあえず出すだけでアドが取れるカードを採用。
というよりはエクストラ0枚のディスアドをここで取り返さないとパワーが足りなくなっちゃう。

平成のカオスルーラーことクリバンデット、ぶっちゃけ半分ヤケクソで入れたカードだが、案外墓地にいてほしいカードが多かったり魔法サーチで領域や霊廟を握れる場面が多かったりと、カオスルーラー効果の強さを実感する一枚。

カグヤは後続で同名持ってきて領域コストや儀式素材になってくれたりぼったち妨害札にしたりラジバンダリ。
ぶっちゃけ雑に強いカードなのであまり語ることがない。

チャンシーはアンカモを剥がしながら出てくるヴェンデットの準備カード。
墓地に落ちてもビーステッドで飛ばすと帰還してくれるのでユニゾンビよりこちらを優先。
太ももがエッチ。絶対領域っていいよね。

暗黒杯ではエース枠を務めたディアボロス。実際の所は最強のサブアタッカーみたいな使用感だったり。多分次ああいうのに参加する時のエースはエグゼクター辺りに変わってると思う。
主な召喚トリガーはヴェンデットの儀式召喚とルベリオンの着地時。

ペンデュラムグラフはこのデッキの上振れ札でありウィークポイント。
エクストラ0枚の都合上使えないアドヴェンデットセイヴァーの代わりに毎ターンラヴェナスを拾い続けることができるが、こいつがpモンスターなせいで除去札を当てられるとアンカモフライトが完全に腐るという割とシャレにならない弱点を抱えている。
なので使う時は極力ヴェンデットやジェットと併用するのを心がけています。



その他採用 魔法罠編

ソウルズ採用したんだしもっと増やしていいかもとは思う

モンスター編の雑多具合とは打って変わって結構シンプル。

補充部隊は序盤での盤面出力が薄くなりがちなこのデッキをカバーしてくれるカード。
総攻撃をかけようにも、トドメを刺すまで至らない場合リソースを稼がれる……と思わせれば儲け物。
実際これで虹クリボーなりビーステッドなりを引ければ生き残りやすくなるので、圧を無視して突っ込んできても然程気にならない仕様になっている。

竜の束縛はドラゴン版虚無空間。対象範囲はビーステッドと深淵の青眼龍。
こいつのおしゃれポイントは、この手の対象と一蓮托生な永続カードとしては珍しく場を離れる時の処理が破壊なこと。
なのでこいつを嫌って対象先を除去された場合、それが破壊でなくとも破壊がこっちで発生するのでジェットが湧いてくる。
やってること虚無の時点でおしゃれもクソもないと言われたら返す言葉もない

龍皇の波動は、追加効果で分捕る際に手札を除外するので領域や復烙印で手札を回すこともできるため採用。
相手のデカブツ無効にした上でパクって、さらに手札交換と書けば弱いわけがない。多分、メイビー。


EXデッキ

EXデッキなんかねぇよ
うるせぇよ
だまれよ
EXデッキなんかねぇよ

アンカモフライトこそが正義
上級モンスターで語れよ
正しいのは俺





天球とかセイヴァーとかカオスルーラーとか使いたい


終わりに

いかがだったでしょうか。
多分みんな「冗長な記事だな」と思いながら読んでたと思います。読み返した自分がそう思ってますから。

noteでのデッキ紹介記事は前々から書いてみたかったので暗黒杯の参加を機に書いてみたのですが、思った以上に難しいですね。
何かしら物申したいことなどありましたらTwitterなりにご連絡ください。

というわけで今回はここまで。
デッキはもう一つあるので気が向いたらまた書くかもしれないです。

それでは、ここまでご清聴ありがとうございました!



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