見出し画像

デッキ紹介【四次元楚歌】

こんにちはこんばんは、おはようからおやすみまで、いふみょーんです。

3月になりました。寒さは残るし花粉症は酷いしでやな時期です。植物如きが人様の前で交尾するな

久々の記事書きなのでさっさと本題に入ります。このままだと花粉アンチ記事になりそうなので


今回の使いたいカード

REGACY OF DESTRUCTIONで強化された【幻奏】を使いたくて組み始めました。

カードゲームとしての遊戯王に本格的に触れ始めたのがARC-Vの頃だというのもあり、昔から使ってみたいとは思っていたテーマだったので、ちょうどよく使う機会が来たなと思ったのがことの発端。


今回は新規で登場した幻奏のエースモンスター《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》に着目し、《混沌空間》と合わせることにしました。

エトワールはフリーチェーンで幻奏モンスターを一時除外できるので、自分ターン相手ターンの往復で最低でも2つ、横に幻奏がもう一体いればそれだけで毎ターンレベル4モンスターの帰還ができるようになります。

ね、組みたくなってきたでしょう?



デッキレシピ

DBはこちら

圧巻の60枚構築。記事書く書く詐欺してエルフと共に消えた雪女デッキ以来です

デッキ枚数が多いのでパッパと見ていきましょう


◇エトワール+混沌空間を揃えよう

エトワールと混沌空間の組み合わせは揃ってからが本番なので、まずはこの2つを出力する方法を考えます。

エトワールの融合素材は以下の通り

「幻奏の音姫」モンスター+「幻奏」モンスター×2

めっちゃ重いです。
とはいえ新規の幻奏カードのおかげでルフランorオスティナートの一枚から立てれるので、そこまで絶望的ではなかったり。

では幻奏の展開札たちを見てみましょう。


幻奏の歌姫クープレ(P効果):
自分フィールドに「幻奏」モンスター以外の表側表示モンスターが存在しない場合に発動できる。

幻奏の音姫ローリイット・フランソワ:
このカードの効果を発動するターン、自分は光属性以外のモンスターの効果を発動できない。

幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト:
この効果を発動するターン、自分は「幻奏」モンスターしか特殊召喚できない。

オスティナート:
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。


お分かりいただけただろうか

幻奏というテーマ、展開にかかる制約や条件がいちいち重く、そこに追加で別の展開に派生することは勿論、1ターン目を他カードに任せ2ターン目以降に幻奏で展開することが難しいのです。
遊矢も草葉の陰で泣いてる

とはいえ、ルフランはともかくオスティナート第一楽章の幻奏初動を全てガン積みしてまうと、2ターン目以降に腐りやすくむしろ弱く感じてしまいます。

当然ながら、幻奏展開をしながら他のカードに触れる展開は、基本的に期待できません。
混沌空間を同時に持ってこよう、は大抵無理です。

その部分を意識して、デッキを構成していきます。


◇場を開けながらリソースを得よう

初期手札でルフランなりオスティナートを握れればそのまま幻奏展開に走れますが、そうでなかった場合をどうするか。

幻奏デッキを作る際にそこを意識しました。
今でこそ姿を減らしましたが、少し前までは環境にも顔を見せていただけあって、展開の安定感は保証されています。

ということで今回、メタファイズマナドゥムの二種類を入れました


・メタファイズ編

手札を回しながら盤面にモンスターを置いてはいけないという難題に、完璧に答えてくれたカードがいました。

やはりデッキを回すにはドローが一番です。
闇の増産工場を使ったことがある人は特に分かると思いますが、効果でのドローが毎ターンできるのは精神的にもデッキ的にも相当安定します。

アシンメタファイズは、ダイダロスとネフティスを用いることで毎ターン盤面にモンスターを置くことなくデッキを回すことができ、その過程で除外を介すため混沌空間のカウンター稼ぎも担ってくれます。

自分ターン:
アシンメタファイズ効果、ダイダロス除外してドロー

相手ターン:
ダイダロス効果、自身をデッキに返しネフティスを除外

自分ターン:
ネフティス効果、自身をデッキに返しダイダロスサーチ

以降繰り返し

ついでにアシンメタファイズは、自分ターンに除外すると全体デバフを強制的にまき散らしやがりますが、エトワールの一時除外があるのでそれを自分だけ踏み倒せます。地味に便利


・マナドゥム編

とはいえ、メタファイズは2枚必要なので回りだす再現性が低く、ドローなので確実ではありません。
どちらかと言えば全体通しての潤滑油としての役割が大きいです。

しかし仮にルフランやオスティナートをサーチする展開を用意しても、その最終盤面に幻奏以外のモンスターがいるとクープレのサーチを阻害され本末転倒になってしまいます。
そもそも融合・フュージョンの名称も幻奏の名称もないオスティナートのサーチは困難なので、必然的にルフランのサーチを考えることになります。

光属性・天使族はサポートがそれなりにあるものの、盤面にモンスターを残すことなくそれを完遂できる。
そんなカードが、はたして存在するのでしょうか。




い ま し た

このカードを持ってこれるヴィサスアムリターラをEXデッキに帰すことで、盤面を空けながらレベル7以下の戦士族以外を持ってこれる――当然ながら、ルフランも持ってこれます。

ということで、サブ初動でアムリターラに繋ぐためマナドゥムを採用。
混沌空間に触るためのフィールド魔法サーチ札でカラリウムを持ってこれるので、そういう意味でも都合がよかったです。

マナドゥムの初動札であるリウムハートが光属性のため、幻奏初動が通った後にP召喚で上振れ札としても使えるのもポイント。



◇場コン要素採用…ってコト!?

幻奏をメインにメタファイズとマナドゥムで脇を固め、あとは混沌空間にアクセスすることを考えていきます。

混沌空間は相手ターンに張っても全然展開が間に合うカードなので、エトワールに併せてメタバースを撃てば揃います。やったね
そしてそのメタバースを持ってこれるトラップトリックはメタファイズと相性がいいので、ここでもシナジーが発揮されます。

そんなこんなでデッキを構築しているとき、ふと気付きました

あれこれフィールド魔法要素もっと濃くしてよくね?

相方がフリチェでぴょんぴょん逃げるエトワールなこともあり、相手からしたら混沌空間は恰好のマトです。
除外などされればサーチもできません。かなしいねバナージ

それなら混沌空間を潰されても別のアプローチで戦えるようにするため、場コン採用に踏み切りました。

それに混沌空間が居座って相手が油断しているところに、それをぶち破って急に妨害系フィールド魔法を叩きつけてやったら楽しそうだよね。ハハハ


・《エコール・ド・ゾーン》

使ってみたかったカードその1。

雑に貼るだけで相手の展開にノイズをかけられるのでまー強いです。
相手の場に出たトークンはエトワールのバウンスで消滅するので、相手の盤面が空きやすくなります。

エレジーを置いておくと自分だけ破壊を踏み倒せるのが地味にシナジーしてたり

・《開かれた大地》

使って見たかったカードその2
イラスト100億満点

相手が2回エクストラから展開するとミラジェイドがアルエク即承認ディスラプター除外ビームぶっぱなします。つよいね

デッキは必要から生まれるのではありません
愛から生まれるのです

・《ダーク・サンクチュアリ》

エトワールのぴょんぴょん効果を使うとこちらの盤面が空いてしまうので、そこを攻め込もうとしてきた不埒なやつに死ぬほど嫌な顔をさせるためのカードです。

バトル開始時に雑に貼るだけで相手がバトルフェイズを諦めてくれることもあるので、威圧感は想像以上です。

・《アンデットワールド》

種族デッキを殺す魔法。
こっちは特に被害ないので一方的に被害を押し付けられます。

シュタフェル……(NLCPオタの鳴き声

・《仇すれば通ず》

試験採用中カード

上記のフィールド魔法たちが手札に来てしまった場合、こいつを使ってデッキに返せます。

あとエトワールで相手のマリガン枚数を減らして嫌な顔させたい。


◇その他の採用枠

数が多いので小ボケなしでサクサクいきます

メインデッキ

《メタファイズ・ラグナロク》
メタファイズ要素から触れれるチューナーとして採用。
出た時のトップ除外は基本信用してないものの、たまに役に立ってくれる。多分、メイビー

混沌殻シェル・オブ・カオス》《メンタル・チューナー》
墓地のモンスターを除外するカードたち。
このデッキ、混沌空間を主軸にこそしているものの出す先の捻出にそこまで拘っていないのでパッと使えるカードたちをチョイス。
メンタルチューナーが混沌空間の帰還に対応してないのが本当に勿体ない。どうして

《ダイナレスラー・パンクラトプス》
エトワールで盤面数を操作できるので、雑にぶん投げるために採用。
好きなタイミングで解体してクープレの動きを阻害しないので、後攻の捲り札としても機能しやすいです。

《悪魔嬢リリス》
メタバースやトラトリ経由アセンションに触れるカード
光属性モンスターはP召喚でまとめて出せるので、このカードに召喚権を回しやすいです。

《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》
中盤以降に引いたオスティナートや手札にきてしまったフィールド魔法など、手札に魔法カードが固まることがそれなりにあったのでそいつらの活用札として採用。
幻奏Pのおかけで手札でこのカード自体が腐ることもあまりなく、打点や妨害札として〆のカードとしてちょうどいい性能です。

《Vivid Tair》
トラトリやリリスからの選択肢
クープレの蘇生効果はバウンスでも機能するため、幻奏が異次元の動きをするのに役立ってくれます。

メタバースにチェーンで使って既にある混沌空間を守る動きもたまにする。

《天龍雪獄》
トラトリやリリスからの選択肢
罠での除去札は流石に入れたいなと思い採用。
アンワがある状態で撃つと面白いことになる。
楽しい

EXデッキ

《PSYフレームロード・Ω》
能動的に除外されながらハンデスしてくれるので、混沌空間の稼ぎ札兼帰還先として採用。
ただ墓地戻し効果がそこまで強くないのが玉に瑕。
ルーラーがいたらそっち入れたんだけどな……

《フルール・ド・バロネス》
最強のシンクロモンスター
このデッキは除去系がほとんどで無効系効果は他にヴェールくらいなので承影ではなくこっちを採用。
蘇生効果も結構使います。というかこれでエトワール巻き直したりするために出すことも多々あったり。

騎士皇センチュリオンレガーティア》
主に、アムリターラで伍世壊砕心を持ってくるチャートになった際に繋げるカード。
シンプルに強いのでそんなに書くことない。

《クロシープ》
ソプラノで回収経由して出した2回目以降のバッハを解体するための札。
場持ちが非常によい融合モンスターのエトワールがいるので、自身の蘇生効果も使いやすいです。

閉ザサレシ世界ノ冥神サロス・エレス・クルヌギアス
詰み回避カード。横にアホほど伸びるので出すのも苦ではないです。
主な仮想敵は完全体アンヘルやメガトンゲイルなどのエトワールで処理できない連中


終わりに

いかがだったでしょうか

今でこそ大人しくなったものの、このデッキを組んでる頃には幻奏が環境でも顔出ししてたので正直カジュアルデッキ的に大丈夫かなと思っていたのですが、蓋を開けてみれば一方的なデュエルにならず、それでいてちゃんと強いデッキに仕上がったのでめちゃくちゃ気に入ってます。

どれだけ気に入ったかというと、『カードなんて使えさえすればレアリティなどどうでもいい』派閥の自分がエトワールのクオシク買っちゃうくらい気に入ってます。

初めて高レアリティカードを買いました


今年は遊戯王モチベが異様に高く、1月2月は去年と比べてもかなり遊戯王してた記憶があります。
その分、他(主に動画制作)がおなざりになってしまったのでここは反省点です。あと少しなんだからはよ完成させろ

ここしばらくnoteの方も滞っていて書きたいことがそこそこあるので、24歳になったら近況報告の記事でも書こうかなと思ってます。
気分が乗ればの話ですが

それではここまでご清聴ありがとうございました








懺悔

2月にこのデッキと対戦した方々は今回のデッキレシピを見ておそらく一つの疑問を抱いていると思います。

こんなやつ入ってたっけ?

このカード、この記事を書いてる最中に急遽投入したカードです。何故でしょう


フルラン、クープレ、ソプラノは
「幻奏の『歌』姫」モンスター

あれこれ今までやってたデュエルでエトワール本当は出せてないんじゃね?











マジすまんかった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?